【黒バス】なんだかんだ、関わってますよね〜。

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「ドリンクちょうだいー」



「…どうぞ」




ぬっと黒い影に覆われて、紫の髪の男の子が姿を現す。


むっくんだ。


ドリンクを欲しがっていたので、一つ差し出すと私の存在を気にする事なく飲み始めた。


むっくんでけぇ。


何回見ても思うよ本当に。





「俺にもドリンク下さいッス！

…………あれ」




汗をキラキラさせた黄瀬くんが、むっくんの背後から現れたかと思うと

私の顔を見て明らかに表情を変えた。




うわー！

会いたくなかったかもしれない。



この黄瀬くんにはちょっと会いたくなかったかなー！！！！

凄い怪訝な顔されてるよ私。





「昼休みぶりだね。
体験入部です、マネージャーの」




「………はぁ」








……………イラァ。



あのさ、態度に出過ぎだよね少し。

いくら群がる女の一人として私を認識してるからって、出過ぎですよねそれ。


私、結構原作の黄瀬くん好きだったんだけど。





「ドリンクどうぞ？」



「え」




私はドリンクを黄瀬くんに半分押し付けてさっさと他の部員にドリンクを配ることにした。


妙に敵対視されても困るからなー。








「紺野」




「うわ！？…赤司くん？」




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