存在が不安定な僕７(ヨルムンガンド)

滅びの丘２ ページ13

バルメ〜回想中〜

部下を全員殺害され、１人帰国。
全員分の戦死報告書､査問委員会に追われた

直後現れた
超俗的な雰囲気の真っ白い少女。
第一印象は最悪だった。

ｺｺ｢フィンランド緊急展開部隊属(ＦＲＤＦ)
国連Ｄ国派遣軍(ＵＮＦＩＤ)
機械化猟兵中隊･中隊長ソフィア･ヴェルマー少佐。
お若くして異例の階級です。
努力されたんですね｣

バﾙﾒ｢わ…若？
そんな…貴女に比べたら、オバサンですよ……｣

・
何…？この子
どうして軍施設の中にいる？
それに…私の名を……
・

ｺｺ｢エリート軍人のお家柄という事も、貴女を奮起させたのでしょうか？

お祖父様は
｢冬戦争｣｢継承戦争｣を闘い抜いた、方面軍中将

お父様は現役中将
国防指令部参謀総長。
次期フィンランド軍、総司令官候補

お兄様は中佐
ウッティ猟兵連隊、大隊長

そして少佐。
貴女は残念ながら、アフリカで失脚なされた｣

私の本能は
この少女は危険だと叫んでいた

バﾙﾒ｢貴女…何者ですか、お嬢さん(殺気｣

ｺｺ(〃∨〃)

少女は
一瞬面白そうに微笑んだ

ｺｺ｢地獄の淵を歩いたような経験がすぎた後、少佐には二つの鍵が。

１つは家の鍵だ。
御家族は、傷ついた貴女を優しく包むだろう。
｢過去を忘れて静かに生きろ、ソフィア｣
｢ソフィア、素敵な男性を紹介するわ、そろそろ家庭に入ってはいかが？｣
人間らしい良い生き方だ
でも
貴女って敵以上に自分を責める顔。｣

右目に激しい痛みが走った
少女の話は核心を突いていた

バﾙﾒ｢……ッツ！！｣

ｺｺ｢温かい家で、緩やかに壊れる可能性も、なきにしもあらず｣

バﾙﾒ｢……もう１つは…何だって言うんですか……？｣

バルメがココに付く理由が語られる……

ＥＮＤ

世界の鍵と任務放棄と国境越え→←失踪

• 金　運: ★☆☆☆☆
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