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＊
キラリと輝いた安室さんの瞳に、パンが喉に詰まる。
オレンジティーで流していれば、湊が簡潔に「コイツ、小学生にジュースの中に変な粉入れられてたんすよ」と言った。
「ほぉ、それは怖い体験でしたね…大丈夫ですか？」
「は、はい……」
「ま、ソイツこの上に住んでるんですけどね」
湊の言葉に安室さんが目を見開くけど、また微笑みを浮かべる。
あれ、なんだろう。
さっきの驚いた表情が安室さんの本当の顔みたいで、なんか違和感。
張りつけたような笑みに見えてきちゃう。
「上……もしかして、江戸川コナン君のことですか？」
「僕のこと呼んだー？」
ぞわりと総毛が立つ。
明るい無邪気な声色に冷や汗が出る。
湊に助けを求めようにも、口が乾いて上手く言葉がでない。
そんな私を良いことに、ぽんっ、と隣に誰かが座ったのが分かる。
「昨日ぶりだね、Aお姉さん？」
ぎこちなく横を向けば、満面な笑みを浮かべるコナン君が居た。
眼鏡の奥にある目が一切笑っておらず、私はまたひゅっと喉がなった。
「こ、コナン君…」
「もう、ポアロに来るんだったら僕に言ってくれれば良かったのに！そしたらもっと早く帰ってきたのに」
ぷくっと頬を膨らませる。
やだやだやだやだ。まじで無理だから！！！
半ば泣きそうになり湊を見れば、任せろとでもいうように頷いてくれる。
「おい坊主、昨日こいつのジュースに変な粉入れたらしいな」
ちょっと！？！？！？
今それじゃなくない！？！？
最優先なのは私の隣からコイツを離すことでしょ！？！！湊さん！？！？
「うん！ジュースが美味しくなるようにって思って入れたんだぁ」
「あ、そうなのか！」
「いやいやいやいや、なんで納得するの！！コナン君？他人の飲み物に無断で粉入れちゃダメでしょ？」
「ひどい……ｯ僕たち他人じゃなくて友達でしょ？ひどいよ！Aお姉さん！」
だめだ。話通じない。論点めちゃくちゃだ！
湊は変に納得してるし！！納得すんな！！
どうしよう、このままじゃまたコナン君に流されちゃう。
＊
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そらね - なんだかんだで夢主ちゃんの心配をしてる感じの湊くん、素敵です！ (2022年4月22日 18時) (
レス) @page32 id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - ユキさん» お目通しいただきありがとうごいます。ヤンデレ尊いですよね！頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
水梨リンゴ(プロフ) - イアデビルさん» お目通しいただきありがとうごいます。頑張ります！ (2020年4月24日 15時) (レス) id: 6e3f3ba37f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はあヤンデレ尊い……更新頑張ってください！ (2020年4月24日 11時) (レス) id: 78a4c2c60e (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです更新頑張ってください！ (2020年4月24日 10時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水梨リンゴ | 作成日時：2020年4月17日 10時
