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万里SIDE
二人でチューリップの球根を植えてAちゃんを家まで送る。
帰ってる間、他愛ない話をしながら帰った。
そこで感じたことがいくつかある。
Aちゃんは俺が今まで関わってきた女とは全然違う。
純粋で素直で心が綺麗な女なんだってこと。
そんなAちゃんに俺の心は着々と彼女に惹かれていた。
『わざわざ送ってくださってありがとうございました！』
Aちゃんの家に着くと彼女は丁寧に頭を下げて
俺の姿が見えなくなるまで手を振ってくれた。
***********************************************
「･･･なぁ至さん」
夜。
俺は至さんの部屋でいつも通りゲームをする。
「ん？何？
ぁ、万里そこ右右右」
右と指示されたので俺はキャラクターを右に動かして敵を蹴散らしていく。
「恋ってしたことあります？」
しかしその一言で至さんがなぜかフリーズ。
後ろから援護していた至さんがいなくなり俺は敵に袋叩きにされていく。
「え？あ、おい！ちょっと至さん！死ぬ死ぬ！！」
至さんは俺を見たまま動かなくてそのままゲームはゲームオーバー。
「万里、俺の聞き間違いかもしれないからもっかい言ってみ？」
「あ？だから恋したことあるかって聞いたんですけど」
もう一度同じことを聞く俺。
「万里の口から恋って･･･まじかクソワロ」
「は？
･･･あんたに聞かなきゃよかったわ」
「嘘嘘。冗談だよ。
で？なに？学校に可愛い子でもいんの？」
至さんは楽しそうに微笑んでいる。
なんかすげぇ腹立つ顔。
「まぁ･･･そんな感じっすね」
「でもどうしたらいいかわからなくてお兄さんに相談してる訳だ？」
「･･･まぁ･･･そんな感じっすね」
「ウブかよ
万里ってそういうキャラだっけ？」
俺でもわかってる。こんなキャラじゃねぇ事くらい。
でも正直今までちゃんとした恋愛なんてしてこなかった。
いい寄ってきた女と適当に付き合って抱いて飽きたら捨てる。
泣かれてもビンタされてもなんとも思わなった。
「俺今までちゃんと女と付き合った事ないんすよね･･･」
「あー･･･遊んで捨ててた訳だ」
「･･･もう少しオブラートに包んでくれません？」
「まぁ･･･ギャルゲーでもやってみたら？」
･････････。
「･･･やっぱあんたに聞いた俺がバカだったわ」
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ゆら(プロフ) - いつも更新が待ち遠しいです！ (2018年1月28日 9時) (
レス) id: 453ab0f631 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - ぺんたさん» ぺんた様コメントありがとうございます。応援の言葉とても糧になります(´;ω;｀)これからも応援していただけたら嬉しいです！ (2018年1月5日 21時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
ぺんた(プロフ) - はじめまして。今すごくこの小説が好きで更新を楽しみにしてます！毎日1話から読んでしまうくらいすきです！笑 更新頑張ってください！！応援してます！ (2018年1月4日 18時) (レス) id: 29bb092d95 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - 、様 ご指摘ありがとうございます。そして対応が遅れてしまい申し訳ありませんでした。たった今更新致しました。今後気を付けて参ります。 (2018年1月3日 1時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 貴方はオリフラ外す気がないんですね。違反報告しますね運営がどう対処するかは知りませんが作品消されても自業自得ですだってルールも守れない作者の作品なんて消されても当然ですから (2018年1月3日 0時) (レス) id: 002236a509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もずく | 作成日時：2018年1月2日 19時
