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万里先輩と知り合って約2週間程経ったある日のこと。
万里先輩は3限から学校に来るらしく今日は教室で友達とお昼休みを過ごしていた。


ガラララララ・・・!!



教室の扉が開く音。
廊下の冷たい空気が教室に入ってくる。
扉を見れば三年生の先輩三人組。
真ん中にいる人は教室を見回して私と目が合うとこちらに向かってきた。



「・・・城本Aちゃん
今日の放課後ちょーっと話したいんだけど時間あるよね?」


『・・・え?・・・大丈夫、ですけど・・・』

そう言うとその先輩はニッコリと笑う。

「じゃぁ放課後にAちゃんの大好きな中庭いくね?」

そういうと先輩たちは教室を去っていった。


「Aちゃん大丈夫なの?
私も一緒に行こうか??」

心配そうに友達が顔を覗き込んでくる。

『大丈夫だよ!』






******************************************





放課後



私はHRが終わると約束された通りに中庭へと向かう。
きっと万里先輩もいるだろうし・・・大丈夫。


中庭に着くとそこにはお昼に話した3年生の先輩3人組の真ん中にいた人がいた。

「へぇ〜来てくれたんだ?」

腕を組んで微笑んでくれるけど目は決して笑っていない。

『・・・あの・・・お話ってなんですか?』

「わかんないの?」

『え・・・?』

「最近さ、万里の横ウロチョロしてるよね?
ねぇどうやって近づいたの?
そのご自慢の顔?」

そういって私の顎を掴んでくる。
さっきと違って声が全然違う。


「ちょっと顔がいいからって調子乗るのもいい加減にしな?
明日から万里に近づかないで。


約束、してくれるよね?」


最後だけ声がいつもに戻る女の先輩。
そしてニコリと微笑んでくる。



『・・・・です』



「ん?」





『嫌です・・・』

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ゆら(プロフ) - いつも更新が待ち遠しいです! (2018年1月28日 9時) (レス) id: 453ab0f631 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - ぺんたさん» ぺんた様コメントありがとうございます。応援の言葉とても糧になります(´;ω;`)これからも応援していただけたら嬉しいです! (2018年1月5日 21時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
ぺんた(プロフ) - はじめまして。今すごくこの小説が好きで更新を楽しみにしてます!毎日1話から読んでしまうくらいすきです!笑 更新頑張ってください!!応援してます! (2018年1月4日 18時) (レス) id: 29bb092d95 (このIDを非表示/違反報告)
もずく(プロフ) - 、様 ご指摘ありがとうございます。そして対応が遅れてしまい申し訳ありませんでした。たった今更新致しました。今後気を付けて参ります。 (2018年1月3日 1時) (レス) id: 47c792335d (このIDを非表示/違反報告)
- 貴方はオリフラ外す気がないんですね。違反報告しますね運営がどう対処するかは知りませんが作品消されても自業自得ですだってルールも守れない作者の作品なんて消されても当然ですから (2018年1月3日 0時) (レス) id: 002236a509 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もずく | 作成日時:2018年1月2日 19時

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