始まり。 ページ15
朝、学校に行くと下駄箱に手紙が入ってた。
よくわからんから家がてってから読もうと思ってカバンに入れた。
教室に入ると、
「おはよう！」
……
「おはよう！！」
………
誰も返してくれない。
なんや。これ。
わたしの机には…
『親に捨てられた糞子！』
『養護施設なんかに入ってる女！』
『親に捨てられるくらい性格悪いんちゃいますかぁ〜？？』
って書いてある。
「なんやねん…これ。」
はぁ…はぁ……。
苦しい。
分かってる。
捨てられたことぐらい分かっとる。
わかってる。
？「あはははははははははははは
愉快だわぁ
親に捨てられたんだから死ねよw w w」
？「あんたなんてこの世にいらないんだよぉーん」
大丈夫。大丈夫。
落ち着け。
落ち着け。
あんな奴らのこときにしちゃいかん。
ほっとけばええやん。
？「聞こえてますかぁー？？？w w w」
？「ﾁｯ 聞こえてんのかって聞いてんだよ!!!」
ﾄﾞｶｯ
…痛った…。
なに。
あぁ。頭殴られたん。
あぁ。そうか。
これ避けられんわ。
だめやわ。
どんどん病んでくのわかるわ…
私気分落ちてってんな…いま…
？「Aちゃぁん。
これから毎日たぁくさん遊ぼうねぇ
んふふ」
「「あははははははははははははははは」」
汚い笑い声。
汚い机。
汚い笑顔。
汚れた教室。
私はこれからずっと耐えなあかんのか。
あほらし。
馬鹿みたい。
もうええわ。
どうにでもしたらええ。
だって
私は所詮
親に捨てられた子やもんな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らーくん(プロフ) - 美紀さん» 以前 小さな倖せ達。 にもコメント頂いた美紀様でしょうか…？ フロント寄りだったんですね^^* ありがとうございます´ `*更新出来ていなくて申し訳ないです…。 全然いいですよ^^* (2018年8月23日 19時) (
レス) id: b1cf99501e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キスマイ大好きですみっくんと太ちゃんと裕太くん寄りのオール担当ですこの小説最高です作者さんが良ければタメにしません？ (2018年8月21日 11時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らーくん | 作成日時：2018年4月10日 21時
