251吠え ページ24
死柄木「あぁ、そういえば……荼毘、早く拘束外せ。この状況で暴れて勝てるかどうかわからないような男じゃないだろ?雄英生。Aちゃんもそう思うだろ?級友として」
あ「……そうだな。血気盛んではあるが、愚かな男ではない」
逃げ出した私をじっとみていた死柄木弔が思い出したかのように
爆豪勝己をみて再び荼毘に指示をだした
荼毘は何か言いたげな視線を死柄木弔に送っていたが
視線を外して指を曲げる
荼毘「トゥワイス、外せ」
トゥ「はァ、俺!?嫌だし!Aちゃんのお友だちだろ!?Aちゃんが外せよ!!」
そういいながらそそくさと爆豪勝己の拘束を外しだしたトゥワイスに敵ながら溜息が零れる
Mr.「強引な手段だったのは謝るよ…けどな、我々は悪事と呼ばれる行為に勤しむただの暴徒じゃねねえのをわかってくれ。君やお嬢さんを攫ったのは偶々じゃねぇ。お嬢さんに至っては、取り返した、といった方が正しいかな。
ここにいる者、事情は違えど人に、ルールに、ヒーローに縛られ…苦しんだ。
君ならそれをーーーー…」
BOOM
……!!?
死柄木弔が拘束のとけた爆豪勝己に歩み寄っていると
自由になった爆豪勝己が死柄木弔に″個性″を使用したのだ
そして彼は私の腕を掴むと己の方に引き寄せた
級友の思いがけない行動に
間抜けに口をあけて唖然と爆豪勝己を見つめる
とうの爆豪勝己は掌から煙を出して戦闘態勢をとっている
爆豪「黙って聞いてりゃダラッダラよォ…!馬鹿は要約出来ねーから話が長ぇ!」
トゥ「死柄木…!」
爆豪「要は「嫌がらせしてえから仲間になって下さい」だろ!?無駄だよ。
俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた。
誰が何言ってこようが、そこァもう曲がらねえ」
確固たる意志をもって笑う爆豪勝己
私は無意識に彼から視線を外し
床に転がった手を呆然と見つめる死柄木弔を警戒した
死柄木「お父さん…」
脳裏を過ったのはU S Jで手を落とし酷く狼狽えていた死柄木弔の姿
私はあの姿に
アノ時も今も
心が酷く揺さぶられる
何故だか分からないけれど
その姿が私の心を揺さぶるのだ
こんな緊迫した状況の中
点けっぱなしのテレビから流れてくる音声
不快なものが私の鼓膜を揺さぶった
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ポンズイ - 強制じゃ無いんで、気にしなくても良いですよ！ (2018年8月10日 17時) (
レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ - 僕も尾白君オチが良いと思います！！出来ればで良いですが、出来たら尾白君オチにして貰えませんか？？ (2018年8月10日 17時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - この小説とてもとても面白いと思います！！良かったらなのですが、オチは尾白君にして貰えませんか？もし良かったらでいいので！！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ - この作品、滅茶苦茶感動しました！！これからも、頑張って下さい！！応援してます！ (2018年7月8日 1時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 更新頑張って下さい^▽^応援してます！ (2018年6月21日 13時) (レス) id: 755e555840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマ☆ | 作成日時：2018年6月4日 15時
