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「なんや、こんなとこにおったんか」
私の姿を見てそんなことを言うコネシマが私の前に立てば、輝く星は見えなくなり私の視界いっぱいにコネシマが映る。
「どうしたの？」
「先生の仕事終わってからでええから、ちょっと遊ぶ時間くらいないんかなって。さっき部屋行ったらおらんかったから、探しとった」
私を探す理由に、私は思わず目を瞬かせた。
「…私は君たちの担任で、教師だよ？」
「なんやバカにしとるんか、知っとるわ」
「そうじゃなくて、大人の私が一緒だと思いきり楽しめないと思って。合宿とはいえ、部活と違ってここには君たちしかいないんだから、年上に気を遣わなくていいんだよ。この別荘もグルッペンくんが用意してくれたんだし」
気を遣わなくていいとコネシマを諭せば、コネシマは思いきり眉を顰めてわざとらしく大きくため息をついた。
まるで私が間違っているというような態度についコネシマを見つめ続ければ、コネシマは空色の双眸を細めた。
私が悪いと言いたげなのに、それでも仕方なさそうに見られては少し面映ゆかった。
「俺が、先生と居りたいんや。それに皆も先生と楽しく過ごしたいって言っとる」
「…最初のは余計だったかな」
「なんでやねん」
今度こそ不機嫌そうに声を低くしたコネシマがなんだか可笑しくて、ついくすりと笑いながら立ち上がった。
「仕方ない、簡単で私にも分かるゲームとかにしてよ」
「ならトランプとかUNOとか、人生ゲームもあるで」
「トランプは分かるけど人生ゲームってどうやって持ってきたの」
「去年買ったやつをここに置いてたんや。罰ゲーム系の人生ゲームやから、やるなら覚悟した方がええで」
「トランプでお願いします」
真顔で人生ゲームを拒否する私に今度はコネシマが噴出して笑い、年相応なその笑みに穏やかな気持ちになっていると不意にその空色が鋭く私を捉えるように見つめてきて思わず肩を揺らした。
明らかに先ほどまでの穏やかな雰囲気ではなく、どちらかというと学校の自販機の前で話をしたときの雰囲気に似ているのに気が付いて無意識に真正面からコネシマを見つめる。
「…やっぱり、ええなぁ」
ふわり口角を上げるコネシマは、先ほどの年相応な可愛い笑みではなかった。
あまりの急変に思わず眉を顰めながら苦言を呈した。
「いきなり、なんなの」
「普通、こういう時は逃げてもええと思うで？」
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舞太郎 - 禁断の恋、､､背徳感があるねーｸﾞﾍﾍ(きも)更新頑張ってください！楽しみにしておりまーすんご (2021年10月8日 23時) (
レス) @page42 id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 好き… (2021年7月17日 16時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃鴉 | 作成日時：2021年4月8日 21時
