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「コネシマなら一緒だぞ」
見事に淡い期待を裏切られた私が唸りながら机に突っ伏しまう。
さらに言えば私とコネシマのことも知っている口ぶりに、私は悪くないのに冷や汗が背中を伝う。
顔を上げない私に、グルッペンが追い打ちをかけてきた。
「そういうことを聞いてきたんだろう？」
「…何で知ってるのかはともかく、何でコネシマくんに何も言わないの」
「言う必要がないからだな」
きっぱりと断言されてしまえば、それ以上何かを言うのは憚られてしまう。
閉口した私に、グルッペンはまた書類に目を戻しながらもう何も言わなかった。
結局生徒会の勉強合宿にはこれ以上触れることはできないまま、期末テストが終わってしまった。
テストを返却した日の放課後、生徒会顧問として夏合宿について生徒会室でグルッペンに色々聞いた。
まず勉強合宿の参加者は、生徒会の生徒全員と帰宅部であるコネシマ、鬱、ゾムが加わり、そして放送部のチーノも参加するとのこと。
シャオロンは野球部、ロボロは柔道部なのでそちらの合宿が終わり次第参加予定らしい。
別荘は海に近いところらしく、水着を持ってくるように念押しされて眉を顰めてしまった。
「…何で水着？」
「勉強合宿は飴と鞭の使い分けが重要なんだゾ。勉強だけじゃなくて、もちろん海で遊ぶからだ」
「私はあくまで引率だから海に入る気はないけど」
「だが俺たちが海に入っている時くらい近くにいるだろ？」
「それはそうだけど…」
「予期せず濡れでもしたら、その時水着じゃなくて困るのは大神先生だと思うが」
平静な表情で至極正論を突き付けるグルッペンに私がぐうの音も出ないでいると、エーミールがため息をつきながら紅茶を私の前に置いてグルッペンに苦言を呈した。
「グルッペン、先生にそんな言い方ないやろ」
「なんだエーミール、俺は間違ったことは言ってないやろ」
「正しいかどうかやなくて、言い方の問題や」
そういってエーミールは申し訳なさそうに眉を下げながら私を振り返った。
「グルッペンの言い方はあれですけど、毎年いつも同じ別荘でやってて、いつも皆海にも入ってるんです。もし大神先生も良ければご一緒に如何ですか？結構綺麗ですし、プライベート地なので誰もいないんです」
「分かってたけど、やっぱりそういう別荘なんだね」
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舞太郎 - 禁断の恋、､､背徳感があるねーｸﾞﾍﾍ(きも)更新頑張ってください！楽しみにしておりまーすんご (2021年10月8日 23時) (
レス) @page42 id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 好き… (2021年7月17日 16時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃鴉 | 作成日時：2021年4月8日 21時
