Kleinod Ⅳ (ページ17)

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「私は■■を■■■■■■■。このプロジェクトの成功、という名の■■■■■。
私は彼等を、■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
故に、もう研究者を名乗る資格はない。
これを読んでいるという事は、きっと私はもう研究所を後にしているのだろう。

ならば、■■■■■■■■■。私の■■■■■■■■■■■。私の■■■■■■■■■■■。
きっと■■■■■■■■■■■■。私は■■■■■■■■■。
■■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■■。■■■■「■■■■■■」■■■■■■■■■■■■。
それでも、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
私はこれから■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■。
もし■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
これが、私の■■であり、■■なのだ。その為なら私は■■■■■■■。

■■、■■■■■■■■■■■■■■？」

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ジェシー「…これ、何？」
京本「エイル博士の残した手紙、らしい」
ジェシー「何でこんなに真っ黒なの？」
京本「わかんない。でもこの伏字の中身が多分糸口になると思う」
ジェシー「…プロジェクトの成功が、何かあるのかな。やっぱり、副作用の事？」
京本「そうだと思う。…それが原因でやめたようなもんだったし、あの人」

ジェシーは毛布を頭から被り顔だけを出した状態でモニターを見入る。
彼なりに解読しようとしているのだろうか。京本も頑張って伏字を消してみようと試みるが、なかなか難しい。
ジェシー「…このプロジェクトの成功と言う名の、失敗である？」
京本「え？」
毛布から見える僅かな震えは、きっと寒さだけのものではないだろう。