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私は元人間の、妖精である。

……いや、ちょっと、そんなイタイ人を見る目で見ないでよ、

本当なんだから仕方ないじゃない。

後、私は東方の世界に転生したらしい。

現に今私の視界に入っているのは森を背景にした湖。

そしてその上には東方projectのチルノらしき水色の髪と羽を持った女の子が、大妖精っぽい

緑髪のサイドテールの女の子と、ルーミアに似た金髪の女の子達とわいわい弾幕ごっこをしている。


……あ、私はあの中に入らないのかって?

無理無理、私は妖精の中でも道中に出てくるモブ妖精、その中でも最弱の部類の妖精。

私より弱い妖精なんてこの世界に生まれてから一度も見た事が無いのだ。

ちなみにどの位弱いのかっていうと……


「あっ、ちょ、流れ弾が……っきゃー!」


……弾が掠っただけで死にかけになるレベルで貧弱だ。

そして、弾幕も……


「……えいっ」


ぽふん

そんな無駄に可愛らしい音を立てて、試しに木に当てた弾幕は消え去った。

木を近くに行って見てみるも、傷一つ付けられてはいないようだ、知ってた。


改めて自分の弱さを痛感して、項垂れる。


「……もっと強くなれたら……」


そんな叶うはずのない願い事は、空に消えた。執筆状態:連載中



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東方大好きさん(プロフ) - 続きを出してくれ... (2021年3月30日 15時) (レス) id: f67caeb161 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2018年2月13日 19時

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