エピソード９０ ページ30
ピルルクが真六弔花のアジトを出て四日が過ぎた
彼女はアジトを囲っていた森の中に身を隠しながら走っていた
ピ「痛」
裸足のまま走っていたため足は皮が捲れ傷だらけになっていた
ピ「まだ大丈夫……みんなを傷つけないもっと遠くに行かないと……」
そう言い聞かせ再び走り出そうとした時だった
「にゃー」
猫の鳴き声が聞こえたと同時に茂みの中からＶ系の首輪に紫の目をした黒猫が近づいてきた
ピ「どうしたの？」
手を伸ばせば構って欲しいのか体を擦り寄せて来る
ピ「遊んであげたいけど早く行かなきゃ行けないの…ゴメンね」
それを聞いた猫は一鳴きすると茂みの中に戻っていた
「にゃー」
まるで「ついてきて」とでも言うように振り返って鳴くとピルルクは後を追う
茂みをかぎ分けながら進んでいくとそこには屋敷の様な建物があった
その建物の壁面には蔦が巻き付いていたり所々に亀裂が入ったりしていることからピルルクは廃墟だろうと思った
ピ「少しだけならいても大丈夫…だよね……」
入り口を潜ろうとすると鳴き声が聞こえ、見てみるとそこには先程とは違う猫が七匹いた
ピ「少しの間だけここに置いてもらってもいい？」
ピルルクが猫たちに向かって話すと黄緑の頭巾の様な物を被った猫が近づいてきた
「にゃー」
ピルルクに向かって鳴くと案内するように中へ入っていった
ラッキーアイテム
革ベルト
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★スプーギーブーギー♪(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます！！！これからも頑張ります (2015年10月10日 19時) (
レス) id: 327afb1ecb (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - お気に入りと評価入れました！これkらも楽しみにしてます^^ (2015年10月10日 8時) (レス) id: d597cdd3c5 (このIDを非表示/違反報告)
★スプーギーブーギー♪(プロフ) - アイシーさん» アイシーさんの作品も楽しみにしてますね (2015年5月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 0eb70d685c (このIDを非表示/違反報告)
アイシー(プロフ) - いえいえそんな!?私もいつか何かのアンソロネタで書いてみようと思いましたwカゲプロは盲点でした…！ありがとうございます！お互い頑張りましょう！ (2015年5月30日 23時) (レス) id: ecd5b805a4 (このIDを非表示/違反報告)
★スプーギーブーギー♪(プロフ) - アイシーさん» 一気に読んでくださったのですか！？本当にありがとうございますm(__)m文才能力はアイシーさんの方が凄いですよ。カゲプロネタはアンソロのです。読んでいるといろんな話をメンバーで想像してしまうので(笑)お互い頑張りましょうね (2015年5月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 0eb70d685c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：★スプーギーブーギー♪ | 作成日時：2015年5月5日 2時
