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今日から数日間、Aと土方は旅行へ行った
近)色々あったことだし、二人ともご苦労だったな!
二人でどっか行ってきたらどうだ!
と、近藤が宿泊チケットを渡してくれたらしい
雪がしゃんしゃん降る田舎の旅館だったが、それなりに綺麗らしく、露天風呂もあるらしいのでAは気に入った。
A)もうすぐですね
土)そうだな、
近藤さんもあんなこと言い出すたぁ、変わったもんだ
てっきり反対するかと思ったけどよ
A)お兄ちゃんは十四郎さんのことも私のことも大好きだもん
でも、もし反対したら私がぶっ殺してたけどね
ニコっと笑うAだったが、少し恐ろしかった
A)荷物全部もってもらって大丈夫ですか?
なんか、申し訳ないです、、
と言っているが実際は
持てよ という形相で見つめられてたので持っただけの土方であった
土)あぁ、大丈夫だ……
A)あ、着きましたよ
うわぁこんな田舎にこんな豪華な旅館があるなんて
土)旅館っていうよりもうホテルだろ
二人が着いたのは
とても豪華な旅館…ホテルだった
A)こんなお高いところ…
お兄ちゃん頑張ってくれたんだね
チェックインしている土方の背中を見つめながら
Aは呟いた
土)……(なんで近藤さんまで干渉する必要があんだよ
ホテルつったら、ほら、もうあれじゃねーかよ…そんな後押ししなくたっていいのによ…やべぇ、下心バレたらいけねぇ、平然を装え、決してぶれるな、何事もないように…)
A)十四郎さんまだー?
土)あ!あぁ、も、もうすぐだよ〜
(やべぇ変な口調になっちまったじゃねぇか!!不意すぎんだよ!!そもそもアイツはなんも思ってねぇのか?俺だけ?思ってんの俺だけェェェエ!?)
A)変なの…
雪すごいなぁ
外では沢山の雪が降っていた
A)こんな大雪なのに他に客来んのかな
Aがそう思っていると、どうやらもう一組、
客が来たらしい。
土)A行くぞ
A)あっ!はい〜
土方とAの部屋は四〇一号室
二人は部屋へと向かった。
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作者名:どうほう | 作成日時:2021年3月6日 8時