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A)お待たせしましたー
黒地に黄色い菜の花が描かれた着物を着てAは
土方の待つ屯所の外に出た。
今日、2人は非番なので "デート"するらしい。
土)おぉ、行くか
2人の向かった先は THE デートって感じの所…
ではなく、見慣れた江戸の町であった
土)ほんとにどっか行かなくていいのか
A)私は全然大丈夫ですよ
土方さんとこうやって、一緒にいられるだけで嬉しいんですから
土)そうか
土方は喜ぶAを見て微笑んだ
A)あ！団子屋…
土)入るか
A)はい！！！
おーいじじぃ、団子2つ
じじぃ)口悪、あいよ！！
団子がくると土方は早速マヨネーズを取り出し、かけ始めた。あぁ、団子がもったいない…
A)…土方さん、それ美味しいんですか
土)もちろんだ マヨは何にでも合うんだ
食うか？
断られるのを覚悟で土方はAに聞いた。
…
A)あーん
断るどころか、Aは口を開けてマヨかけ団子が入るのを待っている
それも "あーん" してほしいらしい。
土)…///
土方は少し照れながらAの口にマヨかけ団子を入れる。
A)……まっz…美味しい！！
土)今まっずって言いかけたよね、嘘つかないで逆に傷つく
そう言いながら土方は最後のマヨかけ団子を口に入れた。
A)…
マヨネーズは嫌いだけど、土方さんが大好きなら私も好きになりたい
…
マヨついてますよ
Aは土方の口元のマヨネーズを指で拭くと
舐めた。
土方は固まっている
自分の赤くなっているであろう顔を見られないように逸らした
A)好きな人の好物は、自分の好物にしたくありません？
土)…それ以上なにも言うな
A)私の好物好きになりたくありません？
土)…言うなっつってんだろ
A)照れないでくださっ
Aの口は土方によって閉ざされた
A)……ん、、
息が切れそうなAは土方の胸を叩く
土方はAから離れた
A)長いです！
土)お前が誘ったようなもんだろ
A)何言ってんですか！！
…ちょっとからかっただけなのに
弱いんですねぇ、十四郎さん？
土)もうそれ以上やめろ！！///
しばらくイチャイチャした後、2人は屯所へ帰った。
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ゆゆ - 帰っきてたではなく「帰ってきた」ですよ (2021年5月21日 20時) (
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作者名：どうほう | 作成日時：2021年2月28日 23時
