優秀な妹さん【土方十四郎】

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Aがそう悩んでいると皆、護衛の準備が整ったらしく、車に乗り込んでいた。





土)A


A)はい？


土)近藤さんには伝えておいた
総悟には近藤さんから言ってるかどうか知らねぇが
一応伝えておいた。





A)えぇ、土方さんありがとうございます、、
気持ち読めたんですか


土)気にすんな、乗るぞ







前と変わらず

運転席には沖田、助手席に近藤、
後ろのシートには土方とAが座った。




沖)また将軍の護衛ですかィ こりゃもう呆れますぜィ

近)総悟、大目に見てやれ。将軍だって休みたい時があるんだよ




真選組一行が目的地に着くと、早速沖田はどこかへ、近藤は…やはりキャバクラへ入っていった。



土)こんな真昼間からキャバクラってよぉ…



A)土方さん、お兄ちゃんなんて言ってました？





土)…そうかって言ってた

A)それだけ？

土)うん、それだけ





Aは少し落ち込んだ表情だったが、それはすぐにおさまった。



A)あ！神楽ちゃんだ！！




Aは土方を置いて車の外に出る。







A)神楽ちゃん！！！神楽ちゃん！！！
久しぶり！！！




神)おお！！A！！久しぶり？特に久しぶりじゃないアルよ

A)え？そうなの？

銀)ううん！！違うよ！！すうごい久しぶりだよ！！そうだよなぁ！！新八ィ！！あーなんかAちゃんおっきくなった！？背丈も胸もおっきくなった！？

新)そ、そうですよ！！久しぶりですね！Aちゃん！神楽ちゃんったら、もう何言ってるんだよー！アハハ、アハハ…



土)なんでお前らがここにいるんだ


銀)そりゃこっちのセリフだ なんでキャバクラの真ん前に警察がいるんだよ 昼間から遊んでんですか？おたくぅ 税金で遊んでんですか？？

土)うるせぇよ！！護衛に来てんだ護衛！！！







銀時と土方の言い合いがまた始まった。



新)まぁたやってるよあの人達…

A)迷惑かけちゃってごめんなさいね
メガネさん、神楽ちゃん

神)どうってことないネ！！気にすんなヨ！！

新)あの、いつになったら名前で呼んでくれるんですか…



神)そう言えば酢昆布がきれてたネ！！アタシ買ってくるアル！！




神楽はそう言うとダッシュで消えていった。






A)そう言えば、ここのキャバクラってメガネのお姉さんが働いてるよね


新)もういいや… そうですよ、姉上の職場です


A)……うちのお兄ちゃんがしつこくてごめんなさい



Aはぺこりと頭を下げた。

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