骸「あ”？」 ページ43
突然何を言い出すかと思えば、オレに言ったことは、要するに
何かあるなら話せ
と、いうことだった。
まぁ、話すために応接室に来た訳なんだけど。
でも、それ以前に、自分が自分でも気づかなかったほどに臆病だったことに気付いて、同時に
失望した。
「……どうしたの？」
だけど、その『責める言葉』もただの嘘で。
本当は……
「っ、………」
あの殺気が怖かったのかもしれない。
「………急に泣かないでくれる？」
気づくと足が震えていて、しかも汗だくだった。
……本当に怖かったのか…
「……うる、さい……。私は、泣いてないから」
「……………………つくづくアイツに似たようなことを言うね、君は」
なんでだろう。雲雀といると、安心して、涙腺が緩むような……、いや、心も緩んでしまうな。
「…まぁいいや。とりあえず、君と話を聞く」
「……そうして」
ちょっと痛くなってきた目をまた擦って、涙を止めた。
そして、今度こそ雲雀に言う。
今までのことを。
「実は、な……」
そう話そうとした瞬間、
急に誰かがオレの右手を掴んで、引っ張った。
体が斜めに傾く。
「なっ、！！」
泣いた……わけではねーけど、少し疲れていたオレの体は、簡単に連れていかれる。
……一体、誰なんだ！？こんなことするのは！
走りながらも、必死に顔をあげる。
すると、視界に入ったのは燃えるような
「ハァッハァッ……炎、真………？」
赤い髪だった。
.
『ヒッ！あ、あの……ちょっと待っていただけたらなぁ〜……みたいな……』→←『ま、待て待て待てェ！帰るなお前ら！！話を聞けェエ！！』
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夏蜜柑 - なので、しろら……っ…と言ったのはおかしいのでは？と思いました。長々とすみませんでした。 (2017年9月6日 21時) (
レス) id: 93ae00ff3d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 初めまして！夏蜜柑と申します！突然ですが、誤字があるのでは？と思いましたので言わせていただきます。タイトルが犬「やけにテンションが高いびょん」のところの、3つ目のセリフで主人公ちゃんは「しろら……っ…」と言っておりますが、白蘭の読み方は『びゃくらん』 (2017年9月6日 21時) (レス) id: 93ae00ff3d (このIDを非表示/違反報告)
狐狗狸(プロフ) - ラーナさん» おうともよ!!!!幻騎士とか炎真とかK様とか、動かし方が上手い!!!!読んでてワクワクする！もう、小説家なれるんじゃね？(@^▽^@)← (2013年5月18日 22時) (レス) id: 82756433f9 (このIDを非表示/違反報告)
ラーナ(プロフ) - 狐狗狸さん» え、生きる糧っ！？ちょっ、照れるなぁ……//((殴 オールナイトは、結局2時ぐらいに寝ちゃったけど、更新頑張るね！^ ^ (2013年5月18日 22時) (レス) id: 63c656a8a6 (このIDを非表示/違反報告)
狐狗狸(プロフ) - オールナイト!!!!!?頑張って(*´∀｀)僕も夜更かししよー(@^▽^@)←明日土曜課外ある人w つか、マジ面白い!!!!この小説が毎日の生きる糧だよwwww← まぁ、無理しない程度にオールナイト頑張れ!!!!←二回目w (2013年5月17日 22時) (レス) id: 82756433f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラーナ | 作成日時：2013年4月14日 20時
