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爆弾抱えたどら猫2 ページ7
「その前に何故知っているのか聞いても？」
「グリムさんが食堂で話していたので」
あの野郎。なんのために隠したと思ってんだよ。
「はぁ…単なるホームシックらしいです。それ以上も以下もないです」
「ホームシック…」
「異世界に急に飛ばされて相当ストレス溜まってたんでしょうね」
ホームシックで泣くなんて早々ないから多分ストレスあったと思う。
「あれ？先輩？」
顔をそらす先輩。ストレスの原因何か知ってるなかな？
「…お時間頂きました。お大事に」
「え、あ……はい」
なんだったんだいったい…
お昼が一番好きですねぇ僕は。
今日も今日とてご飯がすすむ…
「オフウィズユアヘッド！」
そんな声が聞こえた刹那、首には赤と黒の首輪がされていた。
びっくりして箸を落としそうになる。この魔法ってリドル先輩の…
「A〜…って何でお前が
「え、わかんない…なんで？」
「もしかしてエース達の流れ弾？」
チラリと声があった方向を見るとリドル先輩の姿はなかった。
「えっ！？困る！僕そんな素行悪くないのに悪目立ちしちゃう！」
寮も違うのにこの首輪してたらどんだけ怒らせたんだよって思われるっ！
「外してもらいに行く？」
「行く！！」
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作者名：ぽっぽろ | 作成日時：2021年2月1日 5時
