監督生を泣かしてしまったぜ^^ (ページ15)

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バイト仲間1 ページ15

「お、どこ行ってたんすか？」

「ラギー先輩…海産物がいじめてきたんです…」

「海産物…てか尻尾…」

「そのうち消えるんで」

何度もいうが僕は獣人の部類。元はサバナ寮生だったんだけど…体育会系はちょっと体に合わないんで転寮したんだよね。

転寮する際にレオナ先輩が面倒臭がってやってくれなかったから代わりにラギー先輩が手続き勧めてくれたんだ。

「羽根抜けたんすか」

「そうなんですよ〜」

「へぇ〜…」

と言って俺の手元にある羽をチラリ。

「…ラギー先輩にはお世話になってるし良かったらあげますよ。売ってもいいし魔法薬に使うのもありっすね〜」

「マジっ？後で返せとか無理っすから！」

今はバイト中なのでラギー先輩の腰のベルトに刺しておいた。

「仔犬」

「んぁ？せんせなんですか」

「んぁ？じゃなくてはいだろう」

「はい。先生なんでしょうか」

次は錬金術の授業があるので着替えなきゃと思ってダラダラ歩いていたらクルーウェル先生に捕まった。

「(課題出したし…授業も…あ、この前寝たのがバレたかな…？いやでも今更そんなこと引き摺るか…？)」

「クルーウェル様が直々に手解きをしてやろう」

「……はい？」