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知らなかったで済む？5 ページ13
「少し手伝って頂きたくて」
「良いですよ。今忙しくないですし」
手を洗ってトコトコ付いていくとまさかのVIPルームについた。
中にはアズール先輩、フロイド先輩、そして
「あ、A…」
「監督生さん…？何やらかしたの？」
「やらかし前提…じゃなくて…言ってやってよこの人達に！」
いやいや後ろからも圧かかってるしアズール先輩達も睨んできてどうやって、何を言えってんだ。
「こちらに座ってAさんも意見をください」
「失礼します…」
「どうぞ」
お茶を置かれ少し飲むと…
「ゔっ…」
「おやおやどうかされました？」
「イエ、ナンデモナイデス」
不味い。まずすぎる。何だこの味。度し難い…他の人は平気そうに飲んでるけど…何でなん！？
「(僕のだけ不味いのか…酷い)」
「で、監督生さんの給仕の制服なんですが…」
制服って皆同じじゃないのか？寮生以外は式典服か借りた寮服とか…サイズも監督生さんくらいのならあるだろうし…
一枚手に取り見てみると
「は？なにこれ」
「ほらぁ！やっぱ無いですよこんな服！」
女物ばかりで何かと可愛くお淑やかな服になってた。
「女装は流石に可哀想では…？」
「「「は？」」」「え」
「な、何。何すか」
なんか僕おかしなことを言ったみたい
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作者名：ぽっぽろ | 作成日時：2021年2月1日 5時
