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「んー…眠い…」
結構夜更かししたからなぁ…。あの後、ソンジュにに怒られ、二人でクスクス笑いながら寝落ちした。
「お前、もう一人で狩り出来んだろ」
と、ソンジュに言われ、今は食料探しをしている。また迷子にならない為に、鈴を持たされた。歩く度にシャランシャラン鳴って、少しうるさい。
「お、あれは鳥だな…」
今回の獲物を見つけ、弓矢で矢を放つ。それは見事鳥に刺さった。
私、結構弓矢の扱い上手いな…。と、自画自賛しながら落ちた鳥の元へ向かう。
そういえば、ソンジュは何も聞いてこなかったな。余計な事は聞かないって言ってたな。…かっこよ。
グプナを終わらし、ムジカ達のところに戻っていると、漫画で登場したイソギンチャク…真水を貯めるイソギンチャクを見つけた。
本当にあるんだ…と思いながら、瓶に水を貯めた。瓶たっぷりに入った水を見て満足し、再びムジカ達の元へと足を早めた。
「へぇ…この辺りにもイソギンチャクがあったのね」
「まぁ、この辺は水辺かあるから使わねぇけどな」
「それ言ったら終わりだよ」
鳥と瓶たっぷりに入った水を見ながら、皆で談笑していた。その時だった。
「…行くぞ」
ソンジュとムジカが気配に気づき、私を連れて逃げる。二人といる内に、私も気配に敏感になったんだろう。私も気配を察知していた。
今回は野良鬼だった。そういえば、あの時農園に侵入はしたけど、バレていないのかな。警報はなっていなかったし、恐らくは大丈夫だと思う。けど、もし見つかっていたとしたら、あっち側の追手からも身を隠さなければならなくなる。
これでは、二人にまで迷惑を掛けてしまう。私情でやった事に二人まで巻き込みたくない。
そんな私の考えを見通したのか、ソンジュが口を開く。
「誰も迷惑だなんて思っちゃいねぇよ。元々俺らはあっち側から身を隠している。それに一人加わっただけだ。どうって事ねぇよ」
「ソンジュ…。ふふっ、ありがとう」
そう言ってくれるのは有難い。けど、やっぱり迷惑は掛けられない。私一人でも生きていけるようにしないと…。
「知ってるか？稀にしか見られない”半鬼”が現れたらしいぜ」
「”半鬼”？なんだぁ、それ」
「知らねぇの？そいつを食べたら不死身になれるらしいぜ」
「マジかよ…。で、何処で見つけたんだ？」
「それがよ、ここら辺らしいぜ。…二人で探しに行ってみるか？」
「おうよ」
半鬼が見つかるまで後＿日。
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白狐(プロフ) - けんまおし1016さん» コメントありがとうございます！ 応援して下さり本当にありがたいです……！ いつ再開させるか分かりませんが、きっと(多分)また更新し始めると思うので気長にお待ちくださいませ……！ 面白いと思っていただき良かったです🥰 (2022年8月8日 20時) (
レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - 更新頑張ってください！とてもおもしろいです！ (2022年8月8日 7時) (レス) @page18 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夜桜桜愛さん» コメントありがとうございます！ ああっ、すみません！ 更新ストップさせちゃって……。今日か明日……もしくは来週……出来たら更新しますので。頑張ります！ (2021年9月19日 15時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜桜愛(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年9月19日 15時) (レス) id: 612a16ad5c (このIDを非表示/違反報告)
月狐(プロフ) - ありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです。まだまだ続く予定なので、応援していただけると幸いです！ (2021年6月12日 23時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年2月6日 22時
