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「Aは好きな子いないの？」
「ブッッッ！！ちょ、ムジカそれ別の話題じゃん…」
「いいじゃない！で、いるの？いないの？！」
「どうどう…」
あれ…女子トークってこのこと話すための事？まぁ…ムジカと話せるし結果的にはオッケーかな。
というか、グイグイ聞いてくるけどムジカはどうなんだろう。
原作には描かれてないけど、もしかしたらいるかもしれない。
「そういうムジカは好きな子いないの？」
「えぇ！」
「即答…」
これ、話続かないんじゃ…。そう思っていたが、どうやらその考えは杞憂に過ぎなかったようだ。
「まぁ、そんな話は置いといて。…私、Aの事全然知らないでしょう？今回の農園に侵入した事も、どうやって侵入したのか気になっちゃったの」
「…そっか」
ムジカ、その気持ちは嬉しい。嬉しいんだけども。
どこまでいえばいいんだろうか。”私は転生してきました。貴方達のことを知っています。”って言うの？
多分…いや、多分じゃなくて確実に引かれる。それだけは絶対に避けたい。
「えっと…私、あんまりこの世界に詳しくないんだ」
と言うと、驚いた表情になるムジカ。そりゃそうだよね。なんで知らないんだってなるし。
「転生してきたんだ」
「てん…せい…？」
「うん、転生」
ムジカ達が漫画に登場することとかは言わず、転生してきた事だけを言った。案の定、少し引かれたけどね。
「他に何か質問は？」
「そうね…。農園の事はどうやって知ったの？」
「それはね、転生する時に神様に教えてもらったの。”助けてやって欲しい”って」
嘘だけどね。ごめん、これしか方法思いつかなかった。
でも、そんな私の言葉をムジカは信じてくれて、どんどん質問をしてくれた。
少々答えるのに苦しい質問もあったが、何とか質問タイムが終わった。
「ふふっ、まさかAが転生者だなんてねぇ」
「自分でも実感湧かないよ」
また、ムジカは私が元々いた世界のことを話して欲しいと言ったので、今いるここよりも断然住みやすく、安全な場所、と言っておいた。
「そう…そんな安全な場所からこんなところに連れてこられたのね」
悲しそうな表情をするムジカに、私は、
「いいんだよ。こうしてムジカやソンジュに会えたわけだし」
「ふふっ、Aは面白いわね」
「え、そう？」
「えぇ、とっても」
…良かった、ムジカに話して。笑わないでくれてありがとう、ムジカ。
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白狐(プロフ) - けんまおし1016さん» コメントありがとうございます！ 応援して下さり本当にありがたいです……！ いつ再開させるか分かりませんが、きっと(多分)また更新し始めると思うので気長にお待ちくださいませ……！ 面白いと思っていただき良かったです🥰 (2022年8月8日 20時) (
レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - 更新頑張ってください！とてもおもしろいです！ (2022年8月8日 7時) (レス) @page18 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 夜桜桜愛さん» コメントありがとうございます！ ああっ、すみません！ 更新ストップさせちゃって……。今日か明日……もしくは来週……出来たら更新しますので。頑張ります！ (2021年9月19日 15時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜桜愛(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年9月19日 15時) (レス) id: 612a16ad5c (このIDを非表示/違反報告)
月狐(プロフ) - ありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです。まだまだ続く予定なので、応援していただけると幸いです！ (2021年6月12日 23時) (レス) id: 8c0c53f143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miitan11201/
作成日時：2021年2月6日 22時
