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ヒョンソク「よし、今日はとりあえずここまでで」




は〜今日も疲れた。




といってもこれはまだまだ序の口で




きついときはオールで練習したりもする。



「やばい、めっちゃお腹すいたかも...」




「私も。」




大親友の茉奈と目を合わせて悪だくみのような笑顔でアイコンタクトをとる





「だめ〜ダイエット中なんで家帰りまーす」




ジフンは毎回こうやっていいときに割り込んできて邪魔をする。




せっかく夜抜け出してコンビニ行こうと思ったのに。




「Aの考えてることは顔見見ればわかるけど」



余裕そうに笑いながらそういう。





腹が立つけどなんだかんだ体調が悪いときとか



精神的につらいときとか




一番最初に気づいてくれるのはジフンだったりする。




「ねえAちゃん 。



帰ろ 」



ふといつも帰り道横をみると4つ下のジョンファン




「やーじょんふぁに、いつも私と帰るのつまんなくないの?」




「これが俺の楽しみだから」




やけに真顔でそういう。




ずっと触れずに5か月間すごしてきたけど



ジョンファンの考えてることは何もわからない。




無駄に距離が近いのも



元々だよね、とも思ったり



ただやけに最近、私に執着してるのがわかりたくなくてもわかってしまう。





jw「ジョンファナ...ヌナ困ってるじゃん」




ys「Aちゃん困ってるなら困っってるて言ってええんやで..(笑)」




そんなこと言われても当の本人目の前にして言えるわけがなく。




前に一回ジョンファンが私と一緒に寝るって



自分の私物を抱えて私の部屋に来たことがあって




さすがに私もいくら年が離れた弟みたいな存在でも



アイドルとして活動してる以上



そんなことはできないって強く𠮟ったことがあった。




その時はわかりやすく落ち込んじゃって2週間口きいてくれなかったっけ。(笑)



そこから言葉選びには気を付けようと



何も気にせず受け入れてるけど




...気づきたくなくても気づいてしまう自分の気持ちに目をつむる。




そう決めてるから。

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作者名:七々星 | 作成日時:2024年3月12日 1時

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