【過去編】1話 ページ17
Aサイド
「うん。前より数値が上がっているね。この調子だと、小学5年生になるころには
「本当？わーい！」
まだ、学園都市の闇を知らなかったころの私だった。このころは高位能力者になる事だけを夢見ていた。当然暗部の事に興味もないし、上層部の事も視野に入っていなかった。大人は全部正しいというのも常識だった。
私は御坂美琴と違って最初から
「そこで君におねがいしたいんだけど。」
研究者。もとい、私の先生がドリーという女の子に能力の使い方を教える様に言われた。この子は生まれつき身体が病弱でちょっとしたストレスで身体の調子が悪くなるらしい。だから、能力を教えるのは子供である私のほうがいいらしい。
「おなまえ。なんて言うの？」
「神風Aっていうんだよ。」
「じゃあ、Aちゃん。よろしくね。」
私たちは本当の友だちになれた。初めて自分にも友だちができた。だから、彼女の存在は大きかった。彼女がいたら、周りがどうでもよくなった。能力開発も、どうでもよかった。
「神風、最近笑う様になったな。」
「いや、でもなんかうちらとは違って気持ち悪いし。」
「やっぱ庶民の心はわからねーよな。」
「箱入りのお嬢様にはそれ相応の能力開発を受けるんだよなー。」
「だから、
ただ、ドリーが笑っていればそれでよかった。どんなに、あること無い事言われたってどうでもよかった。大人が正しいなんて常識も最初から無かったように変わった。
「あのね。Aちゃん。みーちゃんがイルカを作ってくれたの。」
「そうなの？私も見たいなぁ。で、ここはこうやって……。」
そのみーちゃんはいい匂いのシャンプーをしているらしい。そのみーちゃんは、ドリーの傷口を見て、気持ち悪がって遊びに来てくれなくなったらしい。
「みーちゃんがね、来てくれなくなったの。」
(本当に？でも、そんな急に仲悪くものなのかな。)
私は、ドリーの為にそのみーちゃんについて調べる事にした。研究所の奥深く、内密次項に電気を通じて、セキュリティーをこじ開けた。
「うそ……でしょ？」
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彩華(プロフ) - コメントありがとうございます。暫く返信できなくてすみませんでした。そして、ありがとうございます。これから受験シーズンに近づいているので更新は蟻以下になりますがよろしくおねがいします (2020年11月21日 14時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
、 - とっても面白いです！！これからも更新楽しみ待ってます^_^ (2020年11月13日 1時) (レス) id: 914e0a1430 (このIDを非表示/違反報告)
ななち(プロフ) - 全話読ませていただきました。ストーリーも面白く、とても面白かったです。これからも更新頑張ってください。 (2020年11月6日 21時) (レス) id: e6a7dee876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年10月31日 0時
