ほしいのはあなたからの愛じゃない【魔法科高校の劣等生】

８話 ページ10

深雪side



何故お兄様があのような方と仲良くしているのですか！？




何故お兄様からあの方に近付くのですか！？





何故お兄様は自分からあの方のことを名前で呼ぶのですか！？





お兄様が愛情を向けるのは私だけの筈でしょう！？





なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで





達「おい深雪こんなところでどうしたんだ？」



深「お兄様っ！！！」



達「ん？」


深「・・・・その」



あの方と仲良くしないでほしい



お兄様は私だけのガーディアンなのだから



そう言おうと口を開いた



深「お兄様っ「深雪！」」


その言葉はお兄様の言葉で遮られた



深「どうしたのですか？」



達「言っておくが(人1)と仲良くするなという頼みは聞けないぞ」




深「何故ですか・・・・？」



達「たぶん俺は・・・・・・・・」



それ以上言わないで！！！！



聞きたくない！！！！！！



達「あいつに惚れている」




なんで？
聞きたくないのに



深「お兄様には・・・・」



達「お前以外への感情が無いと言いたいんだろう？」


深「・・・・」



達「初めてなんだ…ここまで人に近づきたいと思ったのは・・・・だからこれだけは聞けない。ごめんな深雪」



なんで？

なんであの方なの？


私の方がずっとお兄様を理解している



なのに何故？




達「それより何か用があって来たんじゃないのか？」


深「いえ特には・・・・それでは失礼しました」



そう言って私はお兄様から離れた




あんなやつに絶対にお兄様を渡さない



でも既にお兄様はあの方に心を奪われてしまっている



どうすれば？









あーそうだ









殺せばいいんだぁ

作者から( ･ω･)ﾉ→←７話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す