私が牛乳を飲む理由【北信介】

11パック ページ12

治くんの衝撃告白から3日くらいたった。




まさか北くんが好きやと思っとったらそうやなくて私やったとか…




どういう展開…？()


あれからなんだか治くんはよう絡みに来るようになった。



私はバレー部に入ってる訳やないから会うっていっても牛乳買う時くらい。





それと最近、おかしいことが1つ。


それはこの人。





北「A。」




『んー？』



北「いや、えっと。またノート見せてくれへん？」




『あ、いいよ〜。なんの教科？』




北「あ、えっと…じゃあ数3…。」




『はい、どーぞ！』





そう。北くんである。



最近なんか変だ。




特に用事もないのにわざと用事を作って私に
話しかけてきとる気がする。





なんか聞きたそうにしとるわりにはなんも聞いてこん。


そんなに聞にくいことなんやろうか。





『んね、どう思う？アランくん、侑くん』





ア「なんで侑もおるんか。珍しいな」


侑「大体なんでいっつもAさんはアランくんに相談して俺にせえへんの！」



『んー。なんやポンコツそうやし。侑くん性格悪いやん、せやからアドバイスがまともなのきそうにない。』




侑「えっ、待て待て、Aさん辛辣すぎひん？」



ア「侑…耐えるんや…。Aは可愛いサイズ感と顔で毒吐くからな。」




『アランくん？聞こえとるんやけど？？？？





そんなことより！！！





どう思う？北くんの件』





侑「俺はもう北さんから話しかけられただけで背筋伸びるけどな」(←怖いから。)



『私も…』(←キュンキュンするから。)



ア「まあ分からんでもないけど…」(←たまに怖いから。)




結局いつも通り3人で集まって作戦会議をしたけどまとまらんやった。




『アランくん。締まらんからなんかやってや』





ア「無茶ぶりすぎひんか？？？」





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順位ありがとうございます！！

学校から帰ってきたらめちゃくちゃ伸びてたのでびっくりしました！！



皆さんの自粛期間のちょっとした時間に読んでいただけたら幸いです。

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