音信不通だった恋人[諸伏 弟]

24話 ページ25

『よし、そろそろ警部に怒られそうだから一旦戻るか』

私はちょっと用事あるから先戻ってて、と3人に伝え
コナン君のオレンジジュース代を払い、今は誰も居ないからって理由で毛利探偵事務所に向かう


　『簡潔に言うね？私をコナンの協力者にして』

ｺﾅﾝ「協力者？」

　『そう、私は君が小さくなってる事も知ってるし、一応警察官だから何らかの情報は教えられる』

コナン君はしばし考える素振りを見せ、すこし時間を置いて、いいよ と言う

　『よし、協力者になったんで、欲しい情報はバンバン聞いてくれ』

ｺﾅﾝ「じゃあ…あの2人との関係は？」

　『あの2人？…あー、ポアロの？』

ｺﾅﾝ「そう」

　『最近行きつけになって歳も近いからって理由で仲良くしてもらってるなぁって感じ！』


それと、私も聞きたいことがある

そうコナン君に告げると、答えられる範囲内なら と言ってもらえる


　『君が追ってる組織についてわかってることは？』

ｺﾅﾝ「コードネームが酒の名前って事ぐらいかなぁ」

　『酒とはまあ、悪趣味な』


ビールとか居たら笑う自信しかないと真剣な顔つきでコナン君に告げると

大体洋酒だと言われ笑う事はないなと悟る


ｺﾅﾝ「あ、いまから話す事はみんなに内緒な」

　『了解』

ｺﾅﾝ「赤井さんはその組織の元メンバーだよ」

　『今から工藤邸に突入しに行ってもいいですか』

潜入してたなんて私知らなかった！！とコナン君の肩を掴み話す

　『ちなみにコードネームはぁ？』

ｺﾅﾝ「ライだって」

　『今度からアイツの前で飲んでやろ』

コナン君に趣味悪…なんて言われるけど、自覚済みだから大丈夫だ、問題ない

　『ところで、あの2人が悪い人の仲間かもってドユコト？？』

ｺﾅﾝ「安室さんも組織のメンバーなんだ」

　『あのあむぴが？？？』

ｺﾅﾝ「そう、コードネームはバーボン」

　『聞く前から教えてくれるとは、流石だ坊や』

ｺﾅﾝ「うわ、なんか鳥肌たった」

　『失礼だそクソガキ』

えへへ、ごめんなさーい って可愛く言ってるけど、可愛いから許しちゃうね(？)



その後は最近の事件の事とかついでに蘭ちゃんとはどうなのかとか世間話的なのをしていた

ちなみに組織を黒の組織、又は黒ずくめの組織って呼んでるらしい

なんか、ダサいね


　『松田から戻ってこいメール来てるから、またねコナン君』

ｺﾅﾝ「うん、なにかわかったらまた伝えるね」

　『はーい』


コナン君に手を振る

待ってどうやって帰ろ

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