音信不通だった恋人[諸伏 弟]

20話 ページ21

『萩原、タバコください』

萩「はい、どーぞ」

　『わーい』



とりあえず喫煙室に着いたので各自タバコを吸い始める

班長本当にごめん、私らのクッセェタバコの臭いつけちゃう、後でファブリーズしてあげるね、松田が


松「んで、アイツらどこで会ったんだ？」

　『最近常連になったポアロって喫茶店じゃよ』

萩「あー、あのイケメン店員がいるって言う？」

　『なんで知ってんの？てか知ってんなら行け』

萩「まさか2人とは思わないじゃん、な？班長」

伊「なんで俺に振るんだよ、、まぁ、イケメンだけじゃアイツらとは分からねぇな」

　『班長が言うならそうっすね！』


萩原が松田に俺ってAちゃんに嫌われてんのかなぁとタバコを吸いながら松田にダル絡みをする
萩原ファンが見たら失神しちゃうねｯ


暫く吸ってると昼時ってのもあってお腹が空いてくる

　『お腹空いたからポアロに行こう』

萩「行っちゃう？」

　『行こうぜ萩原』

そうと決まれば行くぞと言ってタバコを消しデスクに戻り
財布と班長はファブリーズをして

目暮警部に飯食ってきまーすと言い外に出る、本当は外出届出さないと行けないけど…
私達の問題行動は今に始まった事じゃ無いから

まぁ、大丈夫


自分の車出すのはめんどいって理由で萩原の車で行く事にした。助手席に松田、後部座席には私と班長が乗る

乗る時班長が真顔でくっさとか言ってて数分ツボに入った
いやまぁ、私も臭いと思うよ…？いくらタバコ吸う人でもこんな臭いにはならんて…


　『けーんじくーん暇になってきた』

萩「警視庁出てまだ3分も経ってません」

　『カップラーメン作れんじゃん』

松「そう言う問題じゃねぇよ」

伊「んな事より、今アイツらがポアロにいるかわかんねぇけどいなかったらどうすんだ？」

飯もだけど会いに行くのも兼ねてんだからと班長が言う


　『大丈夫、2人のシフトは確認済みだから』

萩「やだAちゃんこわーい」

　『よし、運転を交代しろ萩原、私のドラテクでこの車ボコボコにしてやる』

萩「遠慮しますね」


そんな遠慮すんなって〜と萩原の後ろでウザ絡みしてると
もうポアロに着いたようで、ポアロから少し離れた駐車場に車を駐る

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