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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「……ちゃん」
誰かの声が聞こえる。
「……ちゃん、……てる？」
ひどく、心地良い。
「ショウちゃん」
声の主が分かって安心したのか、意識が勝手に浮上していく。
「あ、起きた？」
「……ニノ」
「はいはい、ニノちゃんですよ」
「……うん」
上から覗き込むニノの顔が見えて、それと共に自分が横たわっている状態だということが触覚から伝わってくる。
「……どして？」
「うん？」
「Ｔ地区、行ったんじゃ」
「あぁ……呼び戻されたのよ」
「そう、なの？」
「うん」
頭を撫でられてる感触。
なんだか、ひどく、久しぶりだ。
「みんな、は？」
「うん？」
「みんな、は、どこ？」
「あぁ……来るのにもうちょい時間かかるかなぁ……顔、見たかった？」
「……うん」
「くふふっ、そっか〜」
ニノの顔を見上げれば、どうしてか困ったように微笑まれて。
どうして困った顔をするんだろうかと考えてる間に、ニノは俺の隣にごろりと横たわった。
「そんな寂しそうな顔しなさんな」
「……して、ねえし」
「んふふっ、そう？」
「……ん」
ニノの匂いがする。
ニノが白衣なんて着てるの、珍しいな。
「……俺、寝てた？」
「うん」
「……そう、だっけ？」
「そろそろ
「……そっ、か」
「んふふっ、頭働いてないショウちゃんレアですからね、そりゃ拝みにも来るでしょ」
「……そっ、か」
ニノの顔が、ちゃんと見たくて。
自分の体をニノの方に向けてみればカチャリと鳴る金属音。
その音の方を見てみれば、自分の手に繋がる
「今日は特別に、ニノちゃんが添い寝してあげましょうかね」
「……ふふっ」
「翔ちゃんにだけ、特別」
「ふふっ……うん」
「いつも頑張って働いてるから、ってか働き過ぎだと思いますけど、きっと疲れが溜まってるのよ」
「そ、かな……」
「だから、もうちょっと寝てていいよ？」
「うん……なんでだろ……すっげ、眠い……必要、ないのに……」
「ゆっくりお休み、ショウちゃん」
「うん……おやす、み……」
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黒衣(プロフ) - pandakoさん» コメントありがとうです^^ こんな訳分からんお話を大好きだと言って頂けるなんて…！ありがとうです！書いてる私が迷子になってたのに(笑) そして勝手に私祭り(笑) なにしてもらえるんだろ〜？(笑) こちらこそいつもありがとうです！(*'ω'*) (2019年6月19日 2時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
pandako(プロフ) - どうしましょう。大好きなお話しが終わってしまいました(´；ω；`)寂しい気持ちを埋めるためには、"勝手に黒衣さん祭り"を開催しなければ！寝る間を惜しんで祭りに突入です(*≧ω≦)いつも素敵なお話しをありがとうございます。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: 84ef7d4572 (このIDを非表示/違反報告)
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