◇144 (2017/03/27) ページ46
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「……もっ……むりっ」
Ｎ「もうちょっと、…頑張んなさいよ」
「やっ……も、やめっ……」
Ｎ「だ〜か〜らぁ、言ってん、じゃん」
それからは、もう、最っ悪……。
気が付けば、ベッドに転がされて。
気が付けば、全部脱がされて。
気が付けば……。
「はぁっ……も、やだぁ……」
Ｎ「んふふっ」
外から差し込む薄明りの中。
目を細めて、自分の唇をぺろりと舐めて見せながら、クイッと綺麗に口角を上げて。
可愛げの欠片も見当たらない、色気という色気が全身からダダ漏れてる二宮に。
Ｎ「じゃあ、俺の、お願い、聞いてよ」
「あぁっ……んんっ……」
Ｎ「ほら…簡単でしょ？……ね？」
「あっあっあっ……やあっ」
ニッコリ余裕の笑みを見せられて。
ころころ掌の上で転がされまくって。
Ｎ「お願い、聞いてもらえない、なら」
「んもっ……やっ……んんっ」
Ｎ「聞かせる、まで……やめない」
私に入り込んできた二宮は。
可愛いわんこ…なんかじゃなかった。
普段はハンバーグみたいな可愛い手が。
私を翻弄するものでしかなくて。
普段はキラキラで綺麗で可愛い目が。
私を動けなくさせるものでしかなくて。
普段は悪態ばかり出てくるあの唇は。
嬉しそうに、楽しそうに、ずっとくるんと口角を綺麗に上げたままで。
Ｎ「んふっ……A、かわいい」
「やだっ……ああっ……んんっ」
Ｎ「ドッロドロ……体は素直なのに」
「やめっ……も、むり……」
Ｎ「かぁわいいなぁ……んふふっ」
「あっ、やだやだ……やめっ」
Ｎ「やぁめなぁいよ〜」
好き放題されまくった。
Ｎ「だって、簡単、よ？」
「ふっ……も、ほんと……や」
Ｎ「俺の、お願い、聞くだけ」
「ほんと、に……も……か、ずっ」
Ｎ「……くっ……」
動きを止めた二宮から、ぽたりと落ちた汗が私の肌を滑って。
Ｎ「……ふはっ！……やっべ」
その上を拭うように、二宮の掌が私の肌をするすると撫でて。
Ｎ「あぁ〜、腰に、クんなぁ……」
「ちょ、っと、まっ……ああっ」
Ｎ「あぁ……やっべ……」
「はな、しがっ……ちがっ……ああっ」
ホントに、好き放題で……。
ズブズブと沈んでいく意識の中、明るくなってた室内で、二宮が嬉しそうに笑っていた。
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やっち(プロフ) - お互い好きだったんですか！？凄く甘々になって羨ましい〜 (2022年3月29日 22時) (
レス) @page50 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 随分前に読んでから好きで、最近ふと読みたくなってまた来ました。大好きです。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 2cd5a2ef25 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ebi信号さん» コメントありがとうです^^ 電車で読まれてのですね(笑) 私もこの翔さんには可愛がられたいのでお気持ちお察しです(笑) 楽しんで頂けたようなので本当に嬉しいです。他作品へのコメもありがとうございます！^^ (2019年10月12日 0時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
ebi信号(プロフ) - はい、ダメー。電車で読んじゃダメなヤツー！じわる涙我慢してたのに『くそ可愛がって貰え』って言葉で本気でウッって声が出ちゃったよ。隣にいた大学生の不審な目！もぉーやだ。お家帰って、もっかい読みなおしますー。 (2019年9月7日 20時) (レス) id: 15817c11d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 夏鈴さん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです♪ …って１日で！？それは有難いやら恥ずかしいやら…(笑) 私の想像＆妄想の世界を楽しんで頂けてホッとしています。そしてある程度のエロも欲しいよねと握手を交わせそうです(笑) (2018年8月22日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
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