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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「んんっ……！！」
首の後ろに手が差し込まれて、ガブリと噛まれた衝撃で開いた唇から二宮が入ってきて。
さっきみたいな甘いモンじゃなくて。
「噛み付かれた」って表現が似合う。
いきなり過ぎて目を瞑るのも忘れてて。
目の前の至近距離。
顔を傾けて目を瞑った二宮の顔。
ゆる…とゆっくり睫毛が上がって。
薄く開いた瞼から見えた、薄茶色の瞳が私に焦点を合わせた。
ぐるん…とひと回りした舌が。
上の歯と下の歯の間を、ゆっくりなぞる様に右から左に動いていって。
そのまま上の唇…下の唇…と、順々に二宮の舌が私を味わうように動いていく。
Ｎ「……んふっ」
小さく笑った二宮は。
その後、優しく…なくなった。
まるで私を食い尽くすみたいに。
もう味わうトコが無い…って位に。
「んんっ……はっ……」
追い立てられて。
絡め捕られて。
息をするのも苦しい。
体を逃がそうとしても、後ろは壁。
唇を離そうとしても、塞がれて。
口の端から息を吸おうとしても、１ｍｍの隙間も与えない…と言わんばかりに唇を重ねられて。
くちゅ…くちゅ…と鳴る音が、自分の体内で響いているのが恥ずかしくて。
腕に抱えた二宮の鞄を、ぎゅぅぅぅ…と強く抱きしめる。
Ｎ「……ん……」
耳に届く二宮の声が、とんでもなく甘くて、肌がざわざわと粟立ってきて。
首の後ろを押さえてた手が、指が、さわりと緩く動いて、ゆるゆると耳の縁をなぞって。
「……んんっ！？」
Ｎ「……ふっ」
ゆる…と、首筋をなぞる。
……こ、ここっ！エレベーター！！
鞄を掴んでいた片方の手で拳を作って、二宮の肩を数回押してみても。
ふふっ…と鼻息で笑われるばかり。
その上。
ぐっ…と両足の間に膝を差し込まれて、ぐいぐいと足を開かされていって。
少しよろけた私の体、二宮は壁についてた手を腰の後ろに移動させて私を支えて。
二宮の男らしい一面を、急に目の前に突き付けられた。
散々、口の中をぐるぐるに堪能していった二宮が出て行って。
離れる時。
ちゅ…、と名残惜しそうな音が鳴った。
Ｎ「んふっ…真っ赤じゃんお前」
くしゃ…と私を撫でる手が。
これ以上ない位に優しくて。
Ｎ「A、かぁわいい」
もう、腰が砕けそうだ…。
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やっち(プロフ) - お互い好きだったんですか！？凄く甘々になって羨ましい〜 (2022年3月29日 22時) (
レス) @page50 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 随分前に読んでから好きで、最近ふと読みたくなってまた来ました。大好きです。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 2cd5a2ef25 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ebi信号さん» コメントありがとうです^^ 電車で読まれてのですね(笑) 私もこの翔さんには可愛がられたいのでお気持ちお察しです(笑) 楽しんで頂けたようなので本当に嬉しいです。他作品へのコメもありがとうございます！^^ (2019年10月12日 0時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
ebi信号(プロフ) - はい、ダメー。電車で読んじゃダメなヤツー！じわる涙我慢してたのに『くそ可愛がって貰え』って言葉で本気でウッって声が出ちゃったよ。隣にいた大学生の不審な目！もぉーやだ。お家帰って、もっかい読みなおしますー。 (2019年9月7日 20時) (レス) id: 15817c11d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 夏鈴さん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです♪ …って１日で！？それは有難いやら恥ずかしいやら…(笑) 私の想像＆妄想の世界を楽しんで頂けてホッとしています。そしてある程度のエロも欲しいよねと握手を交わせそうです(笑) (2018年8月22日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
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