お世話係の、お仕事。 ページ6
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
櫻井さんは溜息をつく。
「今、何が起こったか分かる？」
…えっと。
テンションMAXになったら戻って。
テンション落ちると、また戻って。
「それが丸１日続くんだよね…
深夜の１２時から次の１２時まで
月に１日か２日位かな…
他の人がココで前になった事あって
だからマスターにお願いして、個室
収録とかライブがある日は
緊張感があってか、ならない
要は、休日限定に起こるって事
で、今夜
相葉くんがこうなったのは
今日が休日だってコトね…
さっき理解してくれたように
その丸１日の間は
自分のテンションの上下で
状態が変わっちゃうんんだよね…
特に相葉くんが酷くてさ…
さっきの見たら分かるでしょ…？」
頷きながら相葉犬に視線を向けると、シュンとしながら壁をゲシゲシ…。
うっ………。
か、か、可愛い………。
「可愛いけど甘やかさないでね」
困ったように櫻井さんは笑う。
確かに、さっきみたいな事が何回もあったら私が持たないな…(笑)
「メンバー全員お世話になるから
大変だと思うけど
何とかお願いしたいと思ってる
でも、ヤバイなぁ…
相葉くん休みだけど
俺、明日仕事入ってるし…」
ハッとしたように顔を上げる。
そして、
キラキラのアイドルスマイルで。
まるで
新しいオモチャ見つけた！的な。
「佐藤さん、今日からやってよ！
あぁ、そうだ！家の鍵かして！！
引越ししとく様マネに言っとく♪」
…え、いや、あの…
なんで家の鍵まで…
「え、通いだと思ってんの？
そんな訳ないじゃん(笑)
俺らの車が出入りする場所に
同じ日に出入りする女性なんて
あからさまに怪しいでしょ(笑)」
…いや、でも、あの
何も今すぐにじゃなくても…
「まだ勤務時間中でしょ？
それならその間にマネに頼んで
荷物移動させとけば
仕事終わってから
アナタが楽なんじゃないの？」
…いや、まぁ、そうですけど…
「だったら問題無いでしょ
俺らは明日の相葉くんを
アナタにお任せ出来る
アナタは
面倒臭い引っ越し作業を
仕事してる間に進めて貰える
これのどこが不満なの？」
櫻井さんに丸めこまれてるとは思いもよらず…。
その言葉に素直に従ってしまい、仕事をしている間に自宅が変わってしまっていたのは、言うまでも無いよね…。
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黒衣(プロフ) - ちろりさん» はじめまして！(*^_^*) コメントありがとうございます┏○))…って、え！そんなに！？ありがとうです…(泣) ですよね！もふもふゴロゴロもきゅもきゅしたいですよね！(笑) この作品を気に入って下さって嬉しい♪いつか…他作品が落ち着いたらいつか書きますゆえ…^^; (2017年2月28日 19時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
ちろり(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして！シリーズ何回も読んでます♪かれこれ5回目くらいかと。私も、もふもふゴロゴロもきゅもきゅしてみたい！とか、妄想が膨らんで大変です。いつかで構わないので続きが読めると嬉しいです♪素敵なお話ありがとうございます♪ (2017年2月28日 17時) (レス) id: fdc3102c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年2月29日 1時
