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『そう言えばさ、ココで見かけなかったけど、最近来てなかったの？』
ひとしきり拗ね終わった相葉くんが、缶で暖を取るようにして両手で包み、ふぅ…と吐いた息が白く伸びた。
わざと図書館に来ていなかった訳じゃないけれど、自然と足が遠のいていたのは否定出来ない。
昌兄のお店での。
マサキの振る舞いを目にして。
彼のちぐはぐさが、余計に大きくなっていたからかもしれない。
相葉くんとマサキが私の中で同一人物として一致してない事も大きいけれど。
昌兄のお店でのマサキは。
所謂、尻軽の部類だったから。
その現実を初めて目にしたときは、衝撃以外の何物でもなかった。
しかも、ちゃんと相手を選んでる事もかなり有名になっていて。
本気でマサキを好きになってるオンナノコの相手は絶対にしなかったし、同じオンナノコを何度もお持ち帰りする事も無かった。
相手によっては、オトナの関係にならずに朝を迎えたり、キスするだけで終わったりとバラバラのようだったけれど。
マサキの相手をしたオンナンコ達は、彼との夜がどんなものだったのか、周囲の人達に話したりする事は無いのが不思議だった。
彼を本気で好きなオンナノコの相手は絶対にしない･･･っていうルール以外にも。
彼の相手に選ばれるのは、決まって髪が肩位までの長さの子。
それに気付いて髪形を変えるオンナノコ達も居た位だから、マサキはある意味、昌兄のお店のアイドルみたいだな…なんて思った事もあった。
私はもっと長いし、なんなら仕事中はアップにしてるからサラ艶でも無かったし。
どのみち彼のお相手に選ばれる事は無いんだろう…という、落胆と安堵が混在してる変な気持ちになり。
彼に肩を抱かれて昌兄のお店を後にする姿を２階のフロアから見掛ければ、一体何をしてるんだ…と怒りにも似た気持ちになって。
店を後にする姿を羨ましそうに見ている女性達を見掛ければ、私は彼女達と一緒なんかじゃない…と競争してるような気持ちになって。
いつの間にか唇を尖らせている私の頭を撫でて苦笑いしているのは、決まって昌兄か斗真だったのに。
それに達也さんも加わっていて。
「姫の騎士に達也さんが加わった」と昌兄のお店で専らの噂になっている事も、私は知らずに居て…。
『Aちゃん？聞いてる？』
優しい彼の声が、私を急速に現実まで連れ戻した。
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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