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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
昌兄の用意したビールを乗せて、２階に上がっていった私の目には。
楽しそうにフロアを見下ろす達也さんが見えて。
その少年のようにワクワクした様子を見ていると、達也さんが昌兄より年上にはあまり見えなくて。
今プレイしてるのは、ココでもそこそこ人気がある人だからか。
音に合わせてユラユラ体を揺らして楽しそうな表情をしていても、フロアを見ている目は真剣で。
ただ楽しみに来ているんじゃないんだな…っていうのが伝わってきた。
「……お待たせしました」
達「おぅ！ありがとー」
「……どうですか」
達「悪くないけど凄く良い…って程でもないなぁ…残念だけど」
「……でしょうね」
達「……マサキが別格」
チラッと顔だけ私の方に向けると、ニヤッと少し悪そうに口元を上げてビールを受け取る。
クイ…とグラスを傾けながら、手摺に寄り掛かって体を揺らして。
まだかなー…と唇を尖らせる。
達「欲しいんだよねー」
「達也さんのトコに？」
達「マサキだけじゃないけど」
「……………」
達「俺はね、姫の人を見る目も欲しい」
「……は？」
達「ん？なに？」
「……それ、どういう」
達「そのままの意味だけど？燻ってんならウチに来いよ、姫」
「……は」
達「鳥籠から飛び出してみたいんでしょ？飛び出してみたら？」
「……なんで」
達「まぁ…昌宏のダチって時点で遠くまで飛び出す訳じゃないけどさ」
悪戯っ子みたいな顔しながら話す達也さんからは、嘘を言ってるような感じは伝わってこなくて。
達「昌宏の守ってくれるエリアからはみ出してみたいなら、チャンスはいくらでもあるんだよ、姫」
「……私に、何ができますか」
達「それは挑戦してみないと分からないでしょ…個人的には向いてるとは思うけどね、俺の手伝い」
おかわりちょーだい、と差し出されたグラスを手にカウンターに戻ると。
私の顔を見た斗真が少し不思議そうな顔をしながら近寄って来て。
心配そうにのぞき込む斗真に、顔を左右に振りながら昌兄に追加のオーダーを伝えた。
おかわりのビールをトレイに乗せて、２階に上がれば、視線の先には微笑む達也さんがいて。
見えそうになってる、新しく差し出された未知の世界に、どうしようもなく胸が鳴っていて。
そんな私に気付いているかのように、達也さんが私の頭を撫でた。
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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