◇15 ページ15
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
達「なぁ、なぁ、姫〜」
「……うるさい」
達「ちょっとは俺も構えって〜」
「……邪魔です」
達「ちょっと扱い酷くない？」
昌「……邪魔」
達「えぇ〜？お前まで？」
それからは、どこから嗅ぎつけてるのか、私が昌兄のトコで働く日に現れては。
カウンターの昌兄の後ろに隠れるようにしている私にちょっかいかけてくる達也さんに絡まれまくり。
お店のスタッフにも笑われる様な状況になっていて。
斗「姫、大変だね」
「……なら助けてよ」
斗「俺には無理(笑)」
同い年だからか、彼が人懐っこいからか分からないけれど、お店のスタッフで比較的仲が良い斗真からもからかわれるようになってしまっていて。
達也さんと話すのがなんだか気恥ずかしい感じがして、いつも昌兄の背中に隠れる私を。
珍獣を手懐けようとしているようにしか感じられない達也さんに苛立ちも感じていた。
プロダクションの取締役なんて仕事をしている位なんだから。
何か目的があって昌兄のお店に来てるんだろうと思うけれど。
達也さんがあれからＤＪマサキについて聞いてくる事は無かった。
昌「いつもはあいつ…ここ来ると人の相手すんの面倒だからってＶＩＰルームに引っ込むのになぁ…」
「だから見た事無かったんだ」
昌「ほんとお前、気に入られちまったんだなぁ…あぁ…認めんぞ！俺は認めん！」
「……だからそれ、何なの」
昌「お前も！ちょっかい出すな！」
斗「とばっちり(笑)」
斗真がトレイで昌兄に殴られてて、それでもちょっと嬉しそうにしているのは。
前から斗真がこの店を大切にしてるっていうのを聞かされて知っているから。
自分を拾ってくれた昌兄の事が大好きで大切なんだって、嬉しそうに目を細めるから。
きっとこの店のスタッフは、みんな昌兄の事を大好きで。
最初のうちは私の事を煙たがってた人だって、私もまとめて大切にしてくる。
そんな場所を、私だって大切に思うし、可愛がってくれる人達を大事に思ってる。
だけど。
いつからか。
みんなが可愛がって大切にしてくれている自分の事を。
籠の中の鳥のように感じて。
そんな居場所を時折息苦しく歯痒く感じてしまう私は、我儘なのかもしれない。
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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