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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
相葉くんと一緒に児童館に向かった私を、先生と呼ばれる職員の方は快く迎え入れてくれて。
事務室の奥にあるスペースに私達を案内してくれた。
そこにある机におもちゃ達を置いて、相葉くんは奥から大きな紙の束を持ってきて。
『Aちゃんさ、手先は器用な方？』
「えっと…人並みかな…」
『あのさ、まだ時間は平気？』
これから包むんだ…と机の上に広げた紙の束は、お店なんかで見掛ける包装紙で。
えへ？と首を傾げてちょっと困った様に微笑む彼の様子から、手伝って欲しい…と考えているのがバシバシ伝わってきた。
そうして、子供達が児童館に集まり始める時間まで、私は相葉くんと職員の先生と。
先生が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、おもちゃ達を包む作業を進めて。
『お店の人がパリッと包むよりもさ、ちょっと下手でも自分でやった方が渡したい相手に自分の気持ちが込められそうでしょ？』
そう言いながら、嬉しそうに楽しそうに何度も失敗しながらおもちゃを包んでいる相葉くんは。
それだけでも人柄が伝わってくるような素敵な雰囲気を持った人だった。
ワイワイと、子供達が集まり始めた声が事務室にも届き始めて。
職員の先生と慌てて奥におもちゃを隠す様にしまってから、相葉くんと私は児童館を後にして。
『手伝ってくれたお礼』
図書館の喫茶スペースでコーヒーをご馳走してくれた彼は、達成感に満ちた顔をしていた。
コーヒーを飲みながら。
お互いに大学生で比較的近い場所に通学している事、相葉くんは児童館に、私はレポートの為に図書館に来ている事なんかを話して。
プレゼントの準備が間に合うか心配する彼に、今日の経緯もあったから、手伝いを申し出たけど。
申し訳ないから大丈夫…とやんわり断られながらも気持ちは嬉しいと感謝され。
『今日はホントありがとね！』
連絡先を交換する事も無く、そのままバイバイして。
ケータイの番号位、聞いても良かったかな…なんて思っている頃に。
綺麗な女性を連れてる相葉くんを遠目に見掛けたりして。
チクリと小さく痛む自分の気持ちに、気付かなかったフリして蓋をして。
私が児童館に行く事も無く。
相葉くんと図書館で会う事も無く。
そのまま忘れて行く様な出来事だったんだ…なんて思い込もうとしたんだ。
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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