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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『うぉわっっっ！！！』
彼を初めて見たのは、地元の図書館の中庭になってる陽当たりの良い場所。
ここが図書館であるにも拘らず、彼の腕の中にはたくさんのおもちゃ。
そのたくさんのおもちゃ達が。
私の目の前で宙を舞った。
『ごっめん！大丈夫！？怪我とかしてない！？ほんっとごめん！！』
館内と中庭を繋ぐ通路の段差に躓いた彼が、中に戻ろうとした私に突進してきて。
おもちゃも彼も受け止めきれなかった私は、彼に押し倒されるような格好で２人して倒れ込んだ。
土の上じゃなく通路だった事が幸いして、後ろに付いた掌がジンジンしている位で怪我もしなかったけれど。
そんな私の手を取って、具合を見ながらオロオロする目の前の彼は。
イタズラが見つかって、しょんぼり耳を垂らしている大型犬のようだった。
大丈夫だと答える私にホッとした顔を見せ、次の瞬間には何かに気付いたように大きく目を開き。
周囲に散らばったおもちゃ達を慌てて集めながら、ひとつひとつ壊れていないか確認をし始めた。
散らばったおもちゃ達を集めたり、壊れていないか確認するのを手伝っていると、視界の端にに入ったのは、赤い三角形の白い飾りのついた帽子。
『オレね、サンタさんなの。あそこに居る子達に届けるのにね、今から準備するんだ』
私が不思議そうな顔でもしていたのだろうか、そう言った彼が指差したのは、中庭の先にある図書館に隣接した児童館と呼ばれている建物で。
親の帰りが遅い子供達が使用している施設だという認識しかしていなかった私には。
彼が何故その場所におもちゃを持って行って、サンタになるのか理解できなかった。
だから。
そんな私には、少し淋しそうに微笑む彼が何を考えていたのかも分からなかったし。
手伝いましょうか？と言った私に嬉しそうに笑った理由も分からなかったし。
『えっと、何ちゃん？』
「あ…塚本Aです」
『Aちゃんね！』
「えっと…あなたは？」
『オレ？オレね、相葉雅紀っていうの』
そう名乗ってにっこり向日葵のように笑った彼の笑顔も、明るい髪がキラキラと綺麗だったのも。
ずっと私の心の中に残る光景だなんて思わずに、見惚れてしまっていたんだ。
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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