◇33 (2017/2/24) ページ33
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「え、っと…」
Ｍ「あ、A！ちょっといい？」
「え…あ…うん…」
山「どうぞ？もうある程度終わってますし。僕、取引先に連絡してお伺いするスケジュール調整始めますね」
「え…あぁ…ありがと…」
サンキュ！と松本に声を掛けられ、にっこり微笑んで自分の席に戻る山田をボーっと見ながら。
今のは何だったんだ…十分仲良いよね…なんて思っている私にお構いなしの松本は。
私が櫻井さんに提出した予定表に、赤ペンが入れられたものをテーブルの上にヒラリと置いた。
Ｍ「異動だって？」
「あれ？もう聞いたの」
Ｍ「聞いてた…の方が近いかな」
「マジか…」
さっきまで山田が腰掛けていた椅子に座りながら、口元をニヤつかせている松本に溜息が出る。
お前も大変そうだね…なんて言いながらも、その表情は楽しんでいることを隠してもいないから、いっそ清々しい。
Ｍ「山田のデスクにも同じ物置いといたけど、翔さんが再調整したヤツ」
「あぁ…そっか…佐藤さんのトコの」
Ｍ「ココ、始めてから一番長いでしょ？誰に引き継ぐ予定なの？」
「ココばかりは一方的にコッチが決めれないよね…他のもあるしねぇ…」
予定表を眺めてる松本は、何度見てもやっぱり超絶イケメンで。
何でもそつなくスマートにこなす松本の、中身が超絶プリティな事が更に魅力を高めてるんだろうなぁ…なんて思う。
Ｍ「お前さ…間違っても、今後も担当するとか言うなよ」
「言わないよ…それに部署変わるんだからムリでしょ」
Ｍ「どうかな…お前、押しに弱そうだし、佐藤さんにお願いされたら分かんないじゃん」
「いやいや…さすがに」
言われないでしょ…と続けたかった私を止めたのは、松本の真剣な顔で。
まるで佐藤さんから言われる前提で話している事にも違和感があったんだけれど。
「それにさ、あの会社で参加してるの女性の方が多いから、二宮か山田の方が喜ばれるでしょ」
Ｍ「まぁ…そりゃそうだろうな」
「参加してる人がやる気になった方が会社としても有難いでしょ」
Ｍ「……そういう問題じゃねえけどな」
この時にちゃんと松本に聞いておけば良かったと私が思うのは、それからしばらく時間が経ってからの事だった。
そうしていれば。
面倒臭くならなかったのかもしれない。
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黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*) やっぱそうですよね、私も書いててなってますもん(笑) アレこの話、翔さんエンドでも行けるんじゃ…とか途中から思いつつですしね(←同じくヤキモチ) また読んで貰えて楽しんで貰いながらコメントも貰えるような作品目指しますね♪(*^_^*) (2017年2月26日 2時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - こんばんは(*´･∀･)黒衣さん、今回は私はお話遠慮します(* >ω<)ちょっと、やきもちしかやけなくなってしまいました(汗)次のお話は読ませてもらいます！翔さんがー(*T^T)←お話の中までやきもちやくアホです(笑) (2017年2月26日 1時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - のりさん» こんばんは＆お疲れ様です┏○)) そうなんです、ご主人様は添い寝させてくれないんです、ハウスな感じなんです、ソファなんです、ガッカリです(笑) しょんぼり子犬２人も放置して眺めてたい気持ちになってます(笑) (2017年2月23日 21時) (レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - まゆみんさん» 楽しんで頂いてるみたいで嬉しいです(*^_^*) ヤキモキしちゃいますよね、私もしてますもん(笑) (2017年2月23日 21時) (レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - こんにちは。お疲れ様です。そうですか。ご主人様は添い寝させてくれないんですか。ﾊｳｽ！な感じでｿﾌｧですか。残念極まりない。そんなところも好きです。なんやかんやとしょんぼりしてる子犬な2人。ﾔｷﾓｷﾔｷﾓｷ。ﾀﾞｰｯ！と叫びそうですww (2017年2月21日 14時) (レス) id: 48b765175f (このIDを非表示/違反報告)
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