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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
自分でも分かる程に口を尖らせ、Aと連れの男が使ったカップを洗いながら、笑いを堪えるのを諦めた爺ちゃんを軽く無視。
爺「お前は相変わらず
Aが好きなんだなぁ(笑)」
いつもの優しい表情をすると、俺の頭をぽんぽんと撫でる。
爺ちゃんがいつもやるソレは、少なからず俺を落ち着かせてくれるんだけど。
「ねぇ、爺ちゃん…
俺、どうしたら良いんだろうね…」
珍しく正直になった俺が珍しいのか、それとも珍しく素直な俺が嬉しいのか、爺ちゃんは微笑みながら煙草に火を付けてフーッと白い煙を吐く。
爺「さぁな…
こればっかりは言われて
どうなるモンでもねぇからなぁ…」
「俺、好きでいてもいいの…？」
爺「ダメな理由なんかねぇだろ？」
「うん………」
そう言うと、爺ちゃんはまた俺の頭をぽんぽんと撫で、今度はあったかいココアを淹れてくれて。
カズ達が来るまで、特に会話もせず、ゆるりとした時間を過ごした。
カランコロン♪
Ｓ「あれ？また俺がイチバン？(笑)」
爽やかに登場した翔くんは、振り向いた俺の表情を見て何かあったと察したのか。
俺の隣に座ると、背中を強めに一発叩いて。
Ｓ「爺ちゃん、カフェオレ飲みてぇ」
それだけ言うと、俺と爺ちゃんの静かな空間に、ただ身を置いていた。
翔くんはいつもコレだから、頭が上がらない。
俺に何かあった時は、無理に聞き出そうともしないで、ただただ近くに居てくれて。
聞いて欲しい事があるなら聞いてやるよ、っていうスタンスを崩さないんだ。
「さっき、Aが来たんだ…
すっげぇ…綺麗になってたよ」
Ｓ「………ふぅん
んで、言えたの？」
「うん、行かなかったの、謝った」
Ｓ「………ふぅん
まぁ、潤にしちゃあ上出来」
着ていたコートのポケットからころりと出したのは、甘いのど飴。
チビの頃から思ってたけど、翔くんて結構俺に甘いと思う。
最初の頃「近寄んなオーラ」がバンバン出てたけど、結局は懐に入れてくれてるし。
ガツガツ行って良かったな…とか思ってた時。
Ｎ「だからお前は遅えんだよ！」
Ａ「それは謝ったじゃん！」
Ｎ「謝って済むなら警察いりませ〜ん」
Ａ「別に犯罪じゃねえしっ！！」
ぎゃあぎゃあ言いながら現れた２人に、翔くんと顔を見合わせて笑ったんだ。
俺の周りは、平和だ。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» こちらこそ、たくさんコメント頂いてありがとうございます(〃∀〃) 楽しんでもらえたようで安心です！ 義兄弟になったら、どっちも甘やかしそうですよね(笑) こっちでは時間軸がふにゃり前なので、あまり出番はありませんでしたが、その後はきっと…(。-∀-)ﾆﾔﾘ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 続けてすみません！次はフニャリの彼が参加となりますよね？全員集合！ですね〜。楽しみにしております！ (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - こちらの完結おめでとうございます！ありがとうございます！もう、すっごくあったかい気持ちになりましたよ！んでニノちゃんの義兄弟に是非なって欲しい！とニヤニヤしました。フニャリの彼以外のメンバーの関係性も大好きです！ホントにありがとうございます。 (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» 読んで頂いてありがとうございます(〃∀〃) ドキドキしてハラハラしてもらえて嬉しい！ 大人になってく過程って人それぞれ感慨深いし、潤くん大変だっただろうな〜(汗) 幼馴染み達の大切さとか伝わったら良いな…と思ってたので、安心もしてもらえたようで良かった！ (2016年8月28日 23時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しばらく読めてなくて、まとめて一気に読ませて頂きました！はー、すっごくドキドキして。不器用過ぎる潤君にハラハラして。素直になれた潤君にホッとして。また１つ大人になったね、潤君。周りの3人の人柄もよく出てて感動してます。とりあえず本当に良かった〜。 (2016年8月28日 21時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
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