5*ボンゴレ ページ5
「オレの本当の仕事は
お前をマフィアのボスにする事だ。」
「駄目だ。幻聴と幻覚が聞こえる…。寝不足かなぁ……。」
「幻覚じゃねーぞ。」
自分のほっぺを叩いてみるが、残るのは痛み。
…………夢じゃないの？
じゃあ、エイプリルフール？もしかしてこの子は人形？
…………そしたら辻褄が合うけど、残念ながらエイプリルフールは当分まだだ。
「…………もしかして、もしかしてだけど、ホントに殺し屋？」
「ああ。」
そんなの信じらんないし。けどその言葉は飲み込む。
取り合えず、この子供の話を聞いてあげよう。
「俺はある男からお前を立派なボスに教育するよう依頼されてんだ。」
「…………スーハー…まって深呼吸してるから。」
落ち着け私。いきなりマフィアとか言われて驚くな。
どうせ子供の作り話。
「やり方はオレに任せられてる。
一発、撃っとくか？」
赤ちゃんは銃…………のモデルガンを私に向けてくる。
「でも今じゃない」
モデルガンを下ろすのを見てホッ、ととかしてないからね！？
全然ビビッてないから！
ぐるるるるるる…
少しシリアスな雰囲気だったが間の抜けた音が赤ちゃんのお腹から出る。
「へ？」
「あばよ。」
「え？ちょっ！」
お腹空いてたの！？
呼び止めたけどパタンとドアは閉まった。
と、思ったらドアがまた開いた。
「赤ちゃんじゃねぇ、リボーンだ。」
そしてまた閉まった。
「……何て子なの。」
でも、次は来ないよね、きっと。
母さんもあんな赤ちゃんこりごりだろうし。
私はとぼとぼと下に降りる。
「Aー？ご飯はー？」
「…あ、まだ、だいじょーふ…かも。」
それよりべットで休みたい気分…。
「てか母さん、あの家庭教師だけどっ！」
振り替えるとそこには、当然の様に居座ってご飯を食べている何とも憎たらしい子供。
「リボーン君、ツナの成績が上がるまで住み込む契約なの。」
ちょっとオカアサン？
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4*赤ちゃん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪雛 - 更新頑張ってくださいね！ (2014年12月8日 17時) (
レス) id: 51b22c66a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：爽やか格闘家と強欲幻術師 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年8月23日 11時
