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2*ダメダメ ページ2
何時もダメダメな私。
運動は出来ない。逃げ足は早いけど。
勉強は苦手。いっつもノート取って話聞かないから。
こんな私のあだ名は「ダメA」。
あからさまに呼ばれてるつて訳じゃ無いけど、男子がそう読んでるのを私は知っている。
「沢田ッ！パース！」
突然明るくて大きい声が響く。
え？今パスって言った！？
「ぅえ！？」
突然顔面にボールが当たる。
う…痛い…。
「…もー、沢田さん。また？」
「ボッーとしないでよー。A！」
女子達は呆れ顔。
そうだ、今、試合中だった…。
ヒリヒリする顔を撫でる。
やば…、倒れそう。
そんな甘ったれた思考は女子の声に遮られる。
「また掃除やんなきゃ…。」
「今日用事あるのにぃ…！」
嗚呼、また負けてしまった、私のせいで。
嫌われちゃったかも…。また評判下がる…。
ネガティブ思考が高速で回る。
この最善策は…
「わ、私やるね…。」
とたんに女子は明るい顔。
*
………………また、引き受けてしまった。
モップでひろーい体育館を掃除する。
一人も手伝ってくれる子は居ないのね…。
まぁ、私に友達何て居ないし…。
やば、悲しい。
すると女子達の可愛らしい声が聞こえる。
「えー？可笑しいかな？」
「これだからこの子は」
(無邪気な笑顔が、目に入った。)
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雪雛 - 更新頑張ってくださいね！ (2014年12月8日 17時) (
レス) id: 51b22c66a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽やか格闘家と強欲幻術師 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年8月23日 11時
