【銀魂】狂ったように、愛してる【高杉晋助】【土方十四郎】

万事屋 ページ18

「ほら、入れよ。遠慮はいらねーぜ？」
そう言って旦那は、中へ入った。
「お、お邪魔します。」
私が中へ入ると、神楽ちゃんが飛んできた。
「A！！久しぶりネ！元気アルか？そうでもなさそうダネ。。銀ちゃんに何かされたカ？？」
「こら、神楽ちゃん。そんなに一気に話したらAさんが困るでしょ？
あーあー、びしょ濡れじゃないですか！今タオルを持って来ますね。」
この人たちはいつも私にやさしい。沖田さんと喧嘩ばかりの神楽ちゃんも、お姉さんを近藤さんにストーキングされている新八君も、土方さんとにらみ合う旦那も、、、。
土方さん。。。。。急に飛び出して心配していないかな？大丈夫かな、、。

「おい、なに暗れぇ顔してんだよ。」
気づけば私は居間のソファーに座っていた。目の前には暖かそうなミルクが置いてある。
「何かあったんだろ？お兄さんに相談してみな？軽くなるぜ」
「ありがとう、、、ございます。大したことではないんです。ただ、私が、、」
「お前はいつも自分のせいにしすぎだ。どうせあれだろ？大串君がお前にひどいことでもしたんだろ？今からお兄さんがとっちめに、、、おい、A何泣いてるんだよ。」
「え？」
頬を触ると涙が流れていた。また、泣いてしまった。
「ごめんなさい、あれ？なんで泣いてるんだろ、ごめんなさい」
「Aさん、落ち着いてください、ほら、ホットミルクでも飲んで」
みんなの優しさが痛かった。
そもそもどうしてこんなに辛いんだろう。
何が
辛いんだろう。

「神楽、新八。ちょっとの間Aと二人にしてくれねぇか？」

万事屋2→←雨

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す