検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:38,695 hit

fifteenth kiss ページ15

腕の中の暖かさと柔らかさに溶けてしまいそうだ
ずっと憧れていたこの人が、自分のことを好きだといってくれる。
これ以上の幸せなんでないだろう…

南野「俺も…てか俺の方が好き」

A「嘘だよ。私の方が好きだもん」

そんなわけない
俺がずっと恋い焦がれていたのに

南野「そんなことありません。俺ずっと前から好きでしたよ」

A「私嫉妬深いよ?」

南野「…Aさんの嫉妬なんて、それは嬉しいです」

A「構ってくれないと怒るよ?」

南野「いつもAさんのこと考えてますよ。構わないときなんてありませんから」

A「私…年上だよ?」

南野「関係ありませんよ。Aさんが好きなんです。」

少し離れてAさんを見ると、泣きながら微笑んでいた
幸せでしょうがない
Aさんがこてんと俺の肩に頭を乗っけて、
「好きだなぁ」って呟いた

南野「…Aさんは、すごい俺のこと振り回しますよね」

A「……嫌い?」

南野「…それがAさんですからね。それも好きです」

肩から頭を離して、じっとAさんを見つめる
キス…俺からしてもいいんかな?
心臓がバクバクして、手がめっちゃ震えとるんやけど
変に思ってないかな…

A「私ね、キスは不意打ちだと嬉しいんだけど」

きゅっとAさんが腕を首に回して、俺のすぐ目の前で上目遣いに誘う
情けない俺はただ戸惑うだけ。

A「拓実?」

南野「はい?」

A「キスして」


俺は彼女に命令されるまま
彼女に翻弄されるまま


彼女は猟奇的

でも愛おしい俺の彼女




takumi end

first drama 内田篤人→←fourteenth kiss



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こいちゃん(プロフ) - 久々におじゃましたら、更新されてたので嬉しいです!続きが気になります! (2015年7月20日 14時) (レス) id: 0f3dad7032 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:がらし | 作成日時:2014年10月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。