Listening ページ8
Aside
.
「初めまして。」
望に、お姉さんの指紋が見つかった事を告げた翌日
連絡をしていたお姉さんに事情を聞くため、朝早くから来てもらった。
私が挨拶をすると、初めまして。と目をしたに向けたままお辞儀をした。
「望と知り合いですか？」
あの、小瀧 望…と
私の顔色を伺いながら聞くお姉さんは、目も鼻も望そっくり。
「はい、小瀧の上司です。」
「いつもお世話になってます。」
一通りの挨拶を終えた後、じゃあ入りましょうか、と取り調べ室に誘導する。
「昨日、電話でも言ったように中本美紀さんについて話を伺いたかったので、今日来てもらいました。もう、事情はご存知…ですよね？」
「…………はい。」
「中本美紀が遺体で発見された場所に、お姉さんの指紋が見つかりました。」
「………え！」
私の後ろにある鏡の奥にも誰もいない、この部屋の中、さっきまで静かに相槌を打っていたお姉さんの声が響いた。
「…なんでですか？私、殺してない！殺して…っ！」
「お姉さん！私はまだあなたを疑っているんじゃないんです。話を聞きたいだけなんです。」
どんどん声が上がっていくお姉さんを、一旦落ち着かせ
「……まず、中本美紀とはどのような関係ですか？」
仕切り直して、事情聴取を始めた。
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ゆか - 期待してます！久々にいい作品に出会えました。小瀧君の感情はこれから徐々に大人になれば大丈夫だと思います。頑張ってください！応援しています。 (2016年10月26日 14時) (
レス) id: e374157141 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - *西畑ゆい*さん» ありがとうございます！今、更新出来ないんですけど待っててください！ (2015年11月28日 16時) (レス) id: 5c76457955 (このIDを非表示/違反報告)
*西畑ゆい* - お話とっても面白いです!続きが気になります。更新頑張って下さい! (2015年11月26日 6時) (レス) id: 7d93721175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2015年11月3日 9時
