distrust ページ18
Aside
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久しぶりの会議は疲れた。
嫌な上司と口論してしまったせいもあるだろうな。
会議中は望が何をしているか、どこにいるのか気になっていたけど
「望、大丈夫ですかね……？」
会議中にｺｿｯとしげに言われた時、迷いもなく
「うん、心配ないよ。」
って言葉が出た。
あいつは大丈夫だ
って______。
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その日の夜は帰りが遅くて、いつものようにマンションのエレベーターを待っていると
「Aさん！」
後ろからゆきちゃんが軽くお辞儀をしながらお疲れ様です。と挨拶をしてくれた。
「あぁ、ゆきちゃん。お疲れ様。」
「珍しいですね。この時間に帰るなんて」
「まぁね、ゆきちゃんはいつもこの時間帯に帰ってくるんだ？」
「はい、だいたいですけど。もう慣れました。笑」
何気なく会話が続いていた時にやっと一階に来たエレベーターへ一緒に乗りこんだ。
「あ、そっか。ゆきちゃん、クラブで働いてるんだっけ？」
「はい！そうです。…最近は、事件もありましたし客足が少ないんですよね。笑」
…………え？
「……事件って、知ってるの？」
ニュースではやっているものの、毎日クラブで働く彼女は知らないことだと思っていた。
「え、はい。」
でも、彼女が働いてるクラブは
「私、Black goldってお店で働いてるので。」
事件が起きた場所だった。
衝撃的な事を知った直後に、エレベーターは止まり扉が開いた。
先に私が歩き、後ろにゆきちゃん。
2人の足音だけがコツコツと響く。
二人とも自分の部屋の扉まで着いてしまった。
「ゆきちゃん、また今度でいいから話を聞かせてもらってもいい？」
何か知っているかもしれない、今からでも聞きたいけどこの時間じゃゆきちゃんに悪い。
「あぁ…はい、全然いいですよ。明後日はoffなので、その日にでも。」
仕事で疲れているはずなのに、優しく微笑んでくれたゆきちゃんは、さすが。とも言える振る舞いで
「では、おやすみなさい。」
最後まで見えていた長く黒い髪の毛の毛先までもが綺麗だった。
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ゆか - 期待してます！久々にいい作品に出会えました。小瀧君の感情はこれから徐々に大人になれば大丈夫だと思います。頑張ってください！応援しています。 (2016年10月26日 14時) (
レス) id: e374157141 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - *西畑ゆい*さん» ありがとうございます！今、更新出来ないんですけど待っててください！ (2015年11月28日 16時) (レス) id: 5c76457955 (このIDを非表示/違反報告)
*西畑ゆい* - お話とっても面白いです!続きが気になります。更新頑張って下さい! (2015年11月26日 6時) (レス) id: 7d93721175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2015年11月3日 9時
