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今でも混乱してるのに申し訳ないけど、とさっきまでずっと黙ってたA主任が口を開いた。
「今、望のお姉さんを探してるのにまだ見つかってないの。昨日から家に帰ってないらしい。」
「……意味わからへん。」
姉ちゃん、何しとるん。
疑いが高まってる今、逃げたら余計犯人やと思われるやん。
犯人ちゃうやろ?
もしかして、犯人なん?
俺、もう信じられへんわ。
「……俺、最近姉ちゃんと連絡とってなかったです。」
最初はずっと信じとった。
「今も連絡しようと思えばできますけど、多分繋がらないですよね。」
でも、もうこんなに証拠あがってもうて、
「しかも、殺害現場にあったあの花…」
逃げ出してるんやったら………
「…サフィニア、姉ちゃんが好きな花なんすよ。」
「好きな花を自分が殺 した人へ、プレゼントしたのかもしれませんね。」
もう、自分の姉を容疑者と見て話している自分がおった。
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ゆか - 期待してます!久々にいい作品に出会えました。小瀧君の感情はこれから徐々に大人になれば大丈夫だと思います。頑張ってください!応援しています。 (2016年10月26日 14時) (レス) id: e374157141 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - *西畑ゆい*さん» ありがとうございます!今、更新出来ないんですけど待っててください! (2015年11月28日 16時) (レス) id: 5c76457955 (このIDを非表示/違反報告)
*西畑ゆい* - お話とっても面白いです!続きが気になります。更新頑張って下さい! (2015年11月26日 6時) (レス) id: 7d93721175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこ | 作成日時:2015年11月3日 9時