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(山本side)
『はい、ありがとうねー』と屋台のおじさんからチョコバナナを受け取るAちゃん
「んふふー、ありがと!」
おじさん「かわいいなー!」
山本「行こうか?」
「うん」
Aちゃんと手を繋いで歩き出す
山本「あとなにが食べたい?」
「んー、んーと…んーと…」
一生懸命考えてるAちゃんに笑みが溢れる
「んーと、くれーぷ!」
山本「クレープ?甘いものばっかりじゃん」
「あまいの、おいしいよ?」
山本「じゃあ、クレープかかき氷、どっちかひとつね?」
「…!んー…」
ハッとしてどっちがいいか悩んでる
『あ、あの…』と声をかけられてそっちを見ると浴衣姿の女の人が3人立っていた
山本「はい?」
女「QuizKnockの山本さん、ですよね?」
山本「はい、そうですけど」
女「あの、握手、してもらっていいですか?」
山本「あ、はい」
そう言って3人と握手をする
女「ずっと、ファンで、応援してて」
山本「ありがとうございます」
女「これからも、応援してます」
山本「はい、ありがとうございます」
女「今日は、お一人ですか?」
山本「あー…」
と下に視線を向けると…
山本「、え?」
Aちゃんは?
キョロキョロと辺りを見渡すとAちゃんの姿はない
え、俺、手離して…
『あの…山本さん?』と女の人に声をかけられる
山本「あ、すみません、連れの子どもと一緒だったんですけど、はぐれちゃったみたいで、探すので、失礼します!」
そう言ってAちゃんを探しに向かった
どうしよう…
こんな大勢の中、あんな小さい子探し出すなんて…
山本「あ、須貝さん…」
須貝さんに知らせなきゃ…
慌てて須貝さんがいる焼きそばの屋台に向かった
山本「須貝さん!」
須貝「山本?Aは?」
山本「それが、」
事情を話すと須貝さんの顔が真っ青になった
須貝「手分けして探そう」
山本「本当に、ごめんなさい!」
須貝「とにかく、A見つけるのが先だ」
山本「はい」
それから他のメンバーにも連絡をして手分けしてAちゃんを探した
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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時