キミと過ごした日々 (ページ25)

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須貝「いいか？絶対山本の手を離すんじゃないぞ？」

「あい」

本当に分かってんのか？

須貝「じゃあ行くか」

山本「はい」

須貝「適当にいいだろ？焼きそばとたこ焼きとか？」

山本「最後にかき氷ですね」

須貝「飲みもんは買ってんだろ？」

山本「はい、お酒とジュースどっちもあるみたいです」

須貝「他は？」

山本「焼き鳥とかでいいんじゃないですか？」

須貝「Aは？なに食べたい？」

「んー…あ、ふわふわ！」

須貝「ん？」

山本「あ、わたあめじゃないですか？ほら、あれ」

山本の指差す先にキャラクター袋に入ったわたがし

須貝「じゃあAはあれ買おうな？」

「うん」

Aが選んだのは某夢の国のネズミのキャラクターのわたがし

山本「良かったね？」

「うん、みんなでたべるの」

山本「みんなに分けてあげるんだ、優しいね」

「ふふーっ」

満足気に笑うA

須貝「結構並んでんな…」

山本「そうですね」

「よしく、ばななー！」

山本「バナナ？あー、チョコバナナ？」

「ばなな、たべる」

山本「じゃあ、買おうか、買ってきますね？」

須貝「おー、悪い、先、焼きそば並んどくわ」

山本「はい、行こうか？」

「うん」

山本と手を繋いでチョコバナナの屋台に向かうAを見届けて焼きそばの列に並んだ