No.118 ページ47
『ミッドナイト先生。』
ミ「あら、世金さん。………もしかして本選のこと？」
『はい。やっぱり棄権します。』
ミ「そう………貴女なら優勝だってできるでしょうに。
残念だけどあまり無理しないようにね。
保健室に行って休んでもいいから。」
『ありがとうございます。それでは。』
先生にお辞儀をして、人使の所へ。
人使はまだ鉄哲チームの人達と話してるみたい。
………話しているというか、ウザ絡みされているような。
『人使ー？』
心「あ、あぁ………A。終わった？」
『なんか疲れてんね。ごめん、待たせて。』
？「あー！お前！！」
ビシッ、と指をさされた。
失礼なやつだな。
ん？その指へし折ってやろうか？
鉄「俺、鉄哲徹鐵！
アンタの動き目で追うのがやっとだった！
スゲェな！！」
『ど、どうも………？』
心「さっきからこんな調子で色々言われてた。」
『あー、なるほどね。理解した。』
褒められて少し嬉しいけど、
私達は口が悪いので直したほうが良いと言われた。
私達より爆発君の方が何倍も口悪いと思うけどなー
正直早く教室帰って弁当食べたい。
お腹空いたな………
そう思っていたら誰かのお腹が盛大に鳴った。
鉄「腹減ったなー！皆、メシいこうぜ！
お前らも引き止めて悪かった。次は負けねぇから！」
そう言って鉄哲チームは帰っていった。
心「俺達も昼食べるか。」
『そういえば、人使っていつも何処でご飯食べてるの？』
心「食堂とか教室で弁当とか………色々。そっちは？」
『私は毎日お弁当！
人が多い所苦手だから食堂行ったことない。』
心「そうなんだ。
俺、今日弁当なんだけど一緒に食べても良いか？」
『勿論！じゃあ、私のお気に入りの場所に案内するね！』
心「ありがとう。じゃあ教室に弁当取りに行ってくる。」
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作者名：紺平糖 | 作成日時：2022年8月1日 7時
