sweety 《 Yoshinori.M 》 ページ46
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最近良くんも、私も忙しくて
今日やっと明日からの休みが合って
たくさんお話できるって思ってたのに
今日はもうしんどい
仕事で失敗して
なんか、もう家帰りたくないなぁ、
なんて思っている間に家に到着
部屋の前で一旦深呼吸
『 ただいま! 』
と元気よく扉を開けると
目の前が暗くなり
わたしの好きな匂いに包まれる
「 おかえり 」
と優しい良くんの声が聞こえ
思わず泣きそうになる
普段はしないけど、今日だけは …
包まれた身体が離れないように
良くんの後ろへと手を回し
洋服をぎゅっと掴む
「 どうしたん? 」
『 ううん、なんでもないの 』
「 ん、そっか 」
といいながら
深く追求せずに
よしよし と頭を撫でてくれる良くんに
『 良くん… 、もうちょっと、ギュッてして 』
「 ふふ、今日は甘えたさんやなぁ 」
「 ええよ、ほらおいで。 」
と手をいっぱいに広げて
私を待ってくれる良くんに
身を預けた
「 Aちゃん?ひとりで抱え込み過ぎんといて 」
「 俺がおりますよ? 」
と言ってくれた良くんに
今日あったこと、嫌だったこと
全部話した終わったあとに
『 ごめんね、こんな嫌な話ばっかで 』
と言うと
「 Aが悪い訳ちゃうやん? 」
「 Aはたくさん頑張ってるよ、えらいえらい! 」
と犬をあやすように
髪をくしゃくしゃっと
撫でてくれた
.
「 じゃあ今日はたくさん甘やかしてあげんとね? 」
と言うと 良くんが
私の前に座り、
おでこ、まぶた、 ほっぺ、鼻、
といろんな場所へとキスを落とし、
ゆっくりと
唇へとキスを落とす
「 ふふ。甘やかしすぎたかなあ? 」
『 んー、まだ足りない 』
「 なに?素直やね。可愛い 」
「 けど、これ以上は戻れなくなりますけど、いいですか? 」
と私の顔覗き込み
ん?と首を傾げる良くんに
私からキスを落とすと
優しくソファに押し倒され
「 ほな、今日までの分 」
「 覚悟しといてな 」
と妖しく笑う良くんがいた。
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ずん(プロフ) - めーさんさん» コメントありがとうございます!!続編の方もぜひよろしくお願いします! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます!!続編の方も正門くん大量出現すると思いますので、是非よろしくお願いします!! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - 奏さん» わざわざコメントありがとうございます!!是非続編作らせて頂きます!! (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
めーさん(プロフ) - 続編読みたいです! 続編楽しみにしています! (2019年4月5日 17時) (レス) id: 50652b31e7 (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - 続編ぜひ読みたいです!正門さん多めすごく嬉しいです(笑) (2019年4月5日 10時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずん | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2018年11月1日 21時