遅い帰り時間《 Kouji.M 》 ページ5
.
ｶﾞﾁｬ
『 ただいま〜 』
「 おー！おかえり！！ 」
「 遅かったなぁ！ 」
「 なあ！聞いて！」
『 ちょ、分かった後で聞くから荷物置かせて 』
「 置きぃ！置きぃ！ 」
『 康二、テンション高すぎ 』
「 疲れた時こそテンション上げていかな！！ 」
「 ほれ！笑って！ 」
そう言うと無理やりほっぺを むにーっと上げられ、
ブッサイクやなぁ と笑ってる彼がいて
この明るさに助けられてるなぁ、と改めて感じる
ただ 、、
『 うっとうしい。 』
と思ってしまうのも本音で 笑
「 あー！もう傷ついた！ 」
「 はー！もう知らん！ 」
『 あー、うそうそ 』
「 気持ちが1ミリもこもってへん 」
『 めっちゃ込めました 』
『 ねえ、おなかへった！ 』
「 お！それはいいこっちゃ！ 」
「 今日はAの好きなオムライスやで！ 」
「 康二くんの愛たくさんやねん！ 」
『 遠慮しとこうかな 』
「 うぉおおおおい！ 」
「 びっくりしすぎてエガちゃんになってもうた 」
「 なぁ、おもろい？おもろい？ 」
『 らしくていいんじゃないですか 』
「 今日のAは冷たいなぁ 」
『 康二のテンションに着いていけない 』
「 それは着いてきて 笑 」
. .
「 美味かったやろ！ 」
『 めっちゃ美味しかった！ありがとう！ 』
『 さて、洗い物してきますね 』
「 んー洗い物後にして ちょっとこっち来てみぃ 」
『 ん？なにー？ 』
「 ここ 」
そう指差している場所は康二の足の間で
『 え、急にどうしたの 』
「 ええから 」
「 おいで 」
と珍しく真面目な顔で言ってきた
康二の元へ行き、座ると
首元に康二の髪が触れ、
後ろから、ふわっと優しく包み込まれた。
『 康二 …？ 』
「 ごめんなぁ、最近帰り遅くて、疲れてるん分かっとるけど 」
「 あんな風にしか接せられんくて 」
疲れるよなぁ と
顔を私の肩に埋めながら話す
『 康二のその明るさに助けてもらうこと多いよ 』
『 いつもありがとう 大好き 』
と言うと反応が何もなくて
康二の方を見ると
耳が赤くなっていた
『 ねえ、耳真っ赤ですけど 』
「 ちょっと黙って 」
「 … 甘えてもええんやで 」
「 疲れた時は俺が思いっきり甘やかしたる。」
なんてな！やっぱ似合わんなぁ俺
と言いながら笑う
康二に愛が増す日々 です。
.
遅い帰り時間《 Daichi.I 》→←遅い帰り時間《 Daigo.N 》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ずん(プロフ) - めーさんさん» コメントありがとうございます！！続編の方もぜひよろしくお願いします！ (2019年4月6日 1時) (
レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます！！続編の方も正門くん大量出現すると思いますので、是非よろしくお願いします！！ (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - 奏さん» わざわざコメントありがとうございます！！是非続編作らせて頂きます！！ (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
めーさん(プロフ) - 続編読みたいです！ 続編楽しみにしています！ (2019年4月5日 17時) (レス) id: 50652b31e7 (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - 続編ぜひ読みたいです！正門さん多めすごく嬉しいです(笑) (2019年4月5日 10時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ずん | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2018年11月1日 21時
